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JAISTサマースクール2021「IoTシステム開発の基礎と実践」参加してみての所感

※個人的な学習記録、雑多に所感をまとめておきます

初夏、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)が開催しているサマースクールを見かけました。

自称IoTエンジニアの道を邁進しているので、「これは!」と思って申し込みました。

学習内容

「Raspberry Pi 3Bとセンサモジュールをテスト駆動開発(TDD)を学ぶ」といったような内容でした。そういった開発手法を取り入れることで高品質・高信頼性のあるデバイス開発を行うことができるそうです。

TDDとは、

プログラムに必要な各機能について、最初にテストを書き、そのテストが動作する必要最低限な実装をとりあえず行なった後、コードを洗練させる(リファクタリング) - wikipediaより

開発サイクルは下記のようなイメージとなります(引用は下記の記事)。

1. 仕様に対して失敗するテストコードを書く
2. 上記が成功するコードを書く
3. 記述したコードを整える(リファクタリング)

つまり、「テスト→実装→リファクタリング」を繰り返して開発を進める手法だそうです。なるほど。

pythonにはコードをテストするためのモジュール「unittest」 が標準で入っていることも知りました。

やってみての所感

これまでのIoT機器のプロトタイプ試作では、仕様を決めて設計して実装をすすめる、そして実機でテストするといった工程でした。なのでテストから作り始めるという観点で、この手法は新鮮でした。

このサマースクールはオンライン開催で、自分自身のスケジュールに合わせ取り組むことができやりやすかったです。全て無料で、機材の貸し出しがありRaspberry Pi 3Bのセットアップも完了していたので、ディスプレーとキーボード、マウスがあればすぐに取り組めました。

IoT機器のプロトタイプをつくった後、品質管理や検証作業は大変な印象なので、こういった手法をとり入れて高品質・高信頼の製品を実現したいものです。

とはいえ本サマースクールの理解度はまだまだなので、復習しつつ理解を深めてみたいと思います。

下記の本もぼちぼち読んでみます。




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