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始めたら続けなければならないという思い込み

Feeling(今日の一言)

世の中はGWらしい。もちろん、僕にもGWはやってきている。でも、パンデミックになる前から、僕はあまりGWに遊びに出かけなくなった。ちょうど、畑仕事の時期とも重なっていて、そっちの方に精を出すようになってきたからだ。人が多い時は、静かな場所にいる方がいい。どうしてこんなゴールデンウィークなんていうものができたのだろうか?

ウィキペディア先生に聞いてみると、

1948年国民の祝日に関する法律施行により4月29日から5月5日までの期間に休日祝日が集中し、この期間(平日土曜日も含む)がゴールデンウィークと呼ばれるようになった。

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その始まりは戦後まもなくという形であったようだ。そして、名前の由来としては、

「ゴールデンウィーク」の名称は、映画会社の大映松竹と競作して1951年(昭和26年)に同時上映となった『自由学校』が、大映創設以来最高の売上(当時)を記録[2]し、正月映画やお盆映画以上の興行成績を残したことで[3]、この時期に観客を多数動員し活性化することを目的として、当時の大映常務取締役であった松山英夫によって作成された宣伝用語であり[3][4]和製英語である。1952年(昭和27年) - 1953年(昭和28年)頃から一般にも使用されるようになり[4]、他の業界にも広まった。同時に大映は続いて秋の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と名付けたが、当時こちらは定着しなかった[3][4]

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ということで、映画の宣伝用語が由来となっているようだ。僕たちはもう50年以上前からこの宣伝に影響されて、ゴールデンなウィークを楽しむようになったようだ。シルバーウィークはどんまいだけど。

そして、面白いのがゴールデンウィークは放送禁止用語なのである。

NHKや一部の民放、自治体が発行する広報紙新聞などは「ゴールデンウィーク」という言葉が映画業界用語だったことから、NHKで禁止されている業界の宣伝(放送法第83条(広告放送禁止規定)に抵触する)になることや、年配者に分かりづらいという理由などで、「(春の)大型連休」という表現で統一している[4]。「ゴールデンウィーク」という言葉は保険その他の分野においては2004年(平成16年)に損害保険ジャパンが(第4824147号)、酒類においては2014年(平成26年)に宝ホールディングスが(第5713010号)商標登録している。

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しかも商標登録までされているらしい。テレビ放送に違和感を感じる人はどれだけいることだろうか?(東京オリンピック・パラリンピックの時にも、東京五輪という言葉も使われていることに違和感を感じた人はどれだけいただろうか)

もうかれこれ70年以上経っているはずなのに、この仕組みは変わることはなく、パンデミックの影響でようやく強制的に休みを分散させることができたが、今年のGWはどうなのだろうか?

ちょうど次の70年の分岐点にいま僕たちはいるのかもしれない。

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