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時間の質、人生の生産性

あなたは何の為に生き、行動していますか。
その成果はあなたの幸せにつながっているでしょうか。
時間の質を理解することを通して、
人生をムダなくムリなく幸せに生きるポイントをお伝えします。

<時間は有限?>

時間は有限だということを生活の中で実感する事はあまりありません。子供の頃、私は時間などいくらでもあると感じ、授業が退屈でしょうがありませんでした。一方でスポーツの試合や学校の試験では感じる事ができます。
このように制限されて始めて時間が有限であることを認識しますが、ここでは時間が有限であるということを認めましょう。

<時間の質とは>

誰もが”幸せ”を求めて生きています。限られた人生を幸せに過ごす為にはどうしたらいいでしょうか。
私たちは行動し、うまれた成果に対して達成感を感じます、成果が望ましくない場合は達成感は得られませんが。成果というのは”行為の結果”という意味です。どんな行為も結果を生みます。それを自分が為したことの成果であるという認識を持ちます。それがどのような成果であるにしろ、それが自分の行為の結果である事に着目し、たとえ大した価値がなくてもそのことを受け止める事、それが自分を受け止める事になり、次に行為を起こす為に通過するチェックポイントになります。結果を認めるだけでもその事に価値が生まれます、つまりその時間は”自分にとって何らかの価値があった”と自分が言えるわけです。そこに行為自体が生み出した成果が上乗せされます。その成果の測り方は自由です、お金で測るのは数限りない価値の中のひとつでしかなく、カラーパレットの上にある無数の色のそれぞれに良さがあるように、自分の行為に様々な価値を持たせる事ができます。その価値は比べられる事も干渉しあうこともなく共存し、それぞれのよさがよりあつまっている、これが成果です。
それを限られた時間という枠で捉えて始めてその成果が実感できます。分母が時間、分子が成果です。


<時間とは。時間の捉え方>

今している自分の行為、自分に与えられた残りの時間を意識する事で始めて時間の流れを感じる事ができます。
時間の流れを直視する事はむずかしいでしょう。意識のあり方によって飛んだり伸びたり消えたりするものです。
時間を正確に捉える力を身につけるには瞑想のするのがいいでしょう。分子にはなにも置かず、ただ時間の流れの中にいること。時間の体感が身に付いて始めて、自分の行動、目的、成果も認識できるようになります。

<人生の生産性をあげる>

時間の質を上げる要素は以下の2点です。
①行動に費やしている時間を適切把握すること
②成果を充実させること
敢えて言えば”短い時間で”ということも言えますが、しかるべき成果を得る為の行動にはしかるべき時間がかかるので、適切な時間の使い方をしていれば、その長さよりもその時間の捉え方、そしてその時間の流れに対する意識をキープする事でしょう。時間を不明瞭に過ごしていては、その時間の質にも限界があります。会計が不明瞭な会社の成長には限界があるのと同じ事です。

①については前段で述べた通り、向上させるのではなく適切な認識を維持することです。②を向上させるには”自分をより喜ばせること”です。自分を喜ばせる、ひとことでいえるほど簡単なものではありませんが、ふとしたときに出来てしまうこともあります。”自分はどんな人間なんだろう”、”自分は何を喜ぶんだろう”、”今の状況、自分の能力でできることはなんだろう”。そんなことから自分が喜ぶことをやってみます。自分を喜ばせる物はお金だけではありません。それ以外の物を見つけて、自分をより喜ばせましょう。さらに自分を喜ばせる物は多種であればあるほどよいです。様々な喜びが自由に混在した成果を時間を意識しながら生み出して行く、そのようにして時間の質を上げて行きます。それは経済的な意味を超えた、人生の上での生産性です。

<ムダなくムリなく幸せに生きる>

自分の行為を通して自分を喜ばせる仕組みを作り上げて行く、人生がより自分の楽しい場所になって行きます。その中で自分を喜ばせたことは、他人にも受け入れられることに気づくでしょう。他人が喜ぶ手伝いをする、時間扱い方を改善することができれば、他人から受け入れられ、必要とされることになるでしょう。

地球は行動の星です。身体をうごかし、物をつくりだすことが、生きている私たちの役目です。それがどのようなルールで動いているかを知る事でムダなくムリなく幸せに生きる事ができるのではないでしょうか。

お読み頂き、ありがとうございました。

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