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ワタルの陰漫画に光を! ~ワタル漫画のそれこれ~

こんにちは&はじめまして、taku1(たく)と申します。

未だ気持ちは映画『ラストマイル』引っ張られたままです。
じゃあその流れでテレビドラマ『アンナチュラル』『MIU404』を観るかと思いきや、映画の前に一度通しで観てるからそれはせず、気持ちは主要スタッフが同じ10月スタートの日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』に切り替わっております。
wikiを読むだけでも日本の闇が眠っている気がする軍艦島を題材にするとは、やはりこの方達はチャレンジャーだと畏怖をもって称賛致します。

それと、同じく塚原あゆ子監督の映画『グランメゾン・パリ』も待っているので、それまでにどこかで『グランメゾン・東京』も履修しときたいなという気持ちを抱きつつ、我ながら年末までまだ死ねないと思える単純さに笑えます。

はい本題。

前回は、現在コミケの売れ残りを通販している「まがたまのやしろ」の新刊、「神部よろず草紙 ~上巻~」をご紹介させて頂きました。
今回は新刊の残りの1冊、「表紙に騙されるなっ!-ワタル漫画のそれこれー」をご紹介いたします。

カバー表紙

◆表紙に騙されるなっ!-ワタル漫画のそれこれー
ファン待望?のワタル回顧録第二弾。
 アニメとは展開の異なるストーリーや、描画なかったエピソードが見どころのワタル漫画について、生粋のワタルマニアが徹底解説。
サイズ:新書サイズ モノクロ&カラー印刷(カバー付き)
ページ数:180ページ(表紙を含む)

ワタクを自称する皆さんがご存知なワタル漫画を列挙してみてください。

まず古参の方からよく出るのが、『魔神英雄伝ワタル外伝 魔界突入物語』
『初代ワタル』から『ワタル2』の間のアニメ『真ワタル』にも絡んだ物語。
雷王丸や海王丸だけでなく、戦国龍神丸をはじめとする「戦国魔神軍団」や「影輝皇帝龍(ブラックこうていりゅう)」まで登場する名作です。

次に出てくるのが『魔神英雄伝ワタル2 魔神開発大決戦』
神部界の戦部ワタルが主人公ではなく、ワタルの魔神プラモデル、プラクションが好きな少年がシュミレーターで『プラモ狂四郎』する物語

上記のどちらも電子書籍化されているので是非読んで頂きたい名作です。

次に良く話題に出てくるのは『超魔神英雄伝ワタル』に関連する漫画3作品
こちらは説明がとても長くなりそうなので、この場は涙を呑んで割愛します。

盲点となりがちで忘れてはならないのは『魔神英雄伝ワタル 七魂の龍神丸』
コロコロアニキに復活したワタル漫画になり、藤異秀明さんがこだわりと愛情をもってアニメ本編のラストまで描き切られた名作
こちらはまだ現段階なら入手可能なので未入手の方は是非!

ワタル漫画となると、大体これらの作品が話題のメインとなります。
何故ならどれも連載がまとめられている単行本が発行されているから。
そう、単行本化の是非は全然周知される範囲が変わってしまいます。
どうしても雑誌掲載は期間限定なので後追いがほとんど不可能なんですよね。

先日ご紹介した「魔神英雄伝ワタル 35周年感謝祭 パンフレット」でも掲載されていましたが、ワタルの公式本ではたびたびワタル作品年表的なのが掲載されますけど、大概上記作品のみが掲載されるだけで、陰に隠れるワタル漫画に触れることはありません。

そこで今回の新刊が登場する流れとなります。

雑誌掲載のみの読み切り漫画、神部新聞系の誌面に掲載されていた4コマ漫画、各社商品の販促品に掲載されていた漫画等、もう今となっては読むことさえ難しくなっているありとあらゆる日陰ワタル漫画を紹介してしまおうというのが本同人誌の目的となります。

なんか日陰ってあまりいいイメージが無い言い回しなので、ここからは激レアと言い直します。

数多ある激レアワタル漫画から今回は初期の10作品を掲載。
ただただ端的に漫画の出来事を言葉にして載せては面白味が無いので、ワタル漫画の知識については右に出るものがいない、新刊「神部よろず草紙 ~上巻~」の著者でもあるウルさんと、激レアワタル漫画についてはド素人の私、taku1が対話形式で作品を紹介していきます。

作品が激レアすぎて今更読むことも困難な事から、本書はオチまで含む起承転結全てを紹介しています。
その激レア漫画が掲載されている雑誌の名前や号は勿論、作品に関連する豆知識を会話に混ぜつつ所々話題が脱線しまくりですので、まるでYouTubeでも観ているような感じでオモシロカッコよく読み進められると思っています。

気にしているのは元々絵で表現されいてる漫画を、私のつたない対話の文章だけで何処まで面白さを伝えられるか?
少なくともこれらの作品を「内容は知っている」と応えられるくらいの説明は入っておりますのでそこはご容赦くださいませ。

目次1
目次2

上記目次にある通り、特別付録として先程ご紹介した漫画、『魔神英雄伝ワタル外伝 魔界突入物語』にて原作を担当した水谷謙太(元:水谷謙之介)さんから作品について伺ったインタビューを収録しております。

当時から何度も読み返している本作品について、ずっと疑問に思っていたことがあります。
・龍神丸は登場せず龍王丸の姿でしか登場しないのは何故か?
戦国龍神丸が敵として登場するのは何故か?
・プラクションでは接着剤無しには再現できない、影輝皇帝龍のパーツを独り占めしたブラック鋼衣龍王丸が登場したのは何故か?
・最初はスローペースで物語が進んでいったが最後は畳みかけるような展開になったのは何故か?

この辺りの疑問はこれを読めば解決するくらいに、懇切丁寧に水谷さんからご説明頂いております。
35年前に誕生した漫画作品の疑問がまさか解消する日が来るとは・・・本当に長生きはするものだとしみじみ思いました。
水谷謙太さん、本当にありがとうございました!

そして忘れてならないのは表紙!
表紙ホイホイの異名を持つ本作品ならではの表紙イラストとなります。
前回同様、今回のイラストもワタル同人界の神様、海月文夜さんに描き下ろして頂きました!

漫画『魔神英雄伝ワタル外伝 魔界突入物語』の3人の主役、ワタル、雷斗、キッドになります。
お題は「『ワタル七魂』以降の時間軸で、もしまたワタル、雷斗、キッドの3人が冒険に出かけたら?」というもの。
今このワタクの皆さんの中でもこの3人を描かれる方は皆無では?
口絵に海月文夜さんご自身が彩色されたカラーイラストも掲載していますので是非楽しみにしていて下さい。

本のデザイン、装丁は前回に引き続き「まがたまのやしろ」スーパーデザイナーMASA。さん。
斜めに架かる虹のデザインもMASA。さん発案です。

そしてこちらは再販「表紙に騙されるなっ! -ワタルについてのあれこれ-」です。

◆表紙に騙されるなっ! -ワタルについてのあれこれ-
「ワタル一番!」で30年以上ファンを続けてきた著者視点のワタル回顧録となります。
作品の楽しみ方は十人十色ですが、そんな楽しみ方や視点もあったのか⁉︎とご笑覧頂けたら嬉しいです。
~主な内容~
①ワタルシリーズ76作品一挙紹介
②芦田豊雄氏インタビュー記事
サイズ:新書サイズ モノクロ&カラー印刷(カバー付き)
ページ数:162ページ(表紙を含む)

掲載内容は上記にある通り、2021年2月時点で判明していた物語が存在するワタルシリーズ作品から76作品を著者独自視点でご紹介しています。
巻末の特別付録には、筆者が『魔神英雄伝ワタル』シリーズのキャラクターデザインを担当された芦田豊雄さんに生前伺ったことのあるインタビューをWEBにて公開していたことがありまして、その内容をご親族の了解を得た上で再編集して掲載しております。
このインタビュー内容、今のアニメ業界を見知ったうえで読むとなかなか胸に刺さるものがありますよ。

表紙イラストは海月文夜さん描き下ろしで、お題は「『ワタル七魂』以降の時間軸で、まだワタル、ヒミコ、虎王の冒険が続いたら?」というもの。
何となく芦田豊雄さんのイラストの様に民族衣装チックなアレンジも加わっていており、こちらも口絵に海月文夜様ご自身が彩色されたカラーイラストが掲載されております。

今回は再販なので、勿論既にお手元にお持ちの方は先程ご紹介した今回の新刊、「表紙に騙されるなっ!-ワタル漫画のそれこれー」並べて遜色ない様になっていますが、この再販分は新刊に合わせてデザインを調整したり誤字脱字の修正をしております。
どれもなかなか見分けがつかずに本当に表紙に騙されてしまいそうな仕様になっているという方向けに、簡単な違いをご紹介いたします。
決して連続性のある本ではないのですが、便宜上、「表紙に騙されるなっ! -ワタルについてのあれこれ-」「表紙1」「表紙に騙されるなっ!-ワタル漫画のそれこれー」「表紙2」と致します。

左から、新刊「表紙2」、再販「表紙1」、既刊「表紙1」

まずはカバー表紙です。
イラストやタイトルの違いは置いときまして、「表紙1」のタイトルは黒文字、「表紙2」のタイトルは紫文字です。
再販の「表紙1」はタイトルの位置を調整してあります。

左から、新刊「表紙2」、再販「表紙1」、既刊「表紙1」

便宜上、今回から背表紙に数字を入れてあります。
何度も言いますが決して連続性のある本ではないのでお好きな本からお読み頂けます。

下から、新刊「表紙2」、再販「表紙1」、既刊「表紙1」

「表紙2」の本文の文字サイズはかなり大きめにして見易くしました。
再販の「表紙1」もそれに合わせています。
逆に余白があった方が読みやすい方もいらっしゃるのでここは悩みましたが、私自身の老眼もこの数年でかなり酷くなっていますので自分準拠での仕様変更です。
何卒ご理解頂けますと幸いです。

ということで、ご紹介しました再販「表紙に騙されるなっ! -ワタルについてのあれこれ-」と、新刊「表紙に騙されるなっ!-ワタル漫画のそれこれー」は、「まがたまのやしろ」の通販で、今週末2024/09/01(日)までの受付となり、在庫無くなり次第終了となります。

最後までご覧頂きまして、はっきしいってありがとうございました!
またね。

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