taku・kon

30代、独身男です。西東京から見える日常を文字にしていこうかと思います。趣味はサッカー…

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30代、独身男です。西東京から見える日常を文字にしていこうかと思います。趣味はサッカー観戦と競馬を嗜む程度に。考えることが好きです。

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    書いたものを詰め込んでいます。とりとめのないものです。

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    アビスパ福岡、Jリーグ、その他サッカーにまつわることを書いておりますのでよろしければ。

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ルヴァンカップ決勝前日、僕は母と喧嘩した。

2023年11月4日、J1のアビスパ福岡はルヴァンカップ決勝で浦和レッズに勝利し、クラブ史上初タイトルを獲得した。 J1在籍経験のあるクラブで屈指の弱さを誇るアビスパ福岡。そんなチームが国内3大タイトルの決勝に進んだんだから、サポーターの気持ちも、緊張と興奮が入り混じっていた。 僕と母も同じだった。タイトルにした事件を除いて。 簡単に我が家のことを話す。 僕は一人っ子。小学生〜高校生までの8年間、福岡で過ごした。九州特有の文化になじめない中、市の招待チケットで見に行っ

    • 「ジャスコ」

      4月。新生活が始まる季節。 皆様の新生活はどうだろうか。新たな環境になじめず、ホームシックにはかかってないだろうか?就職や入学、そしてお引越し。 今思えば、転校って転職よりキツイイベントだったと思う。 僕は小学生の途中で、千葉県から福岡県福岡市に引っ越した。 千葉県市川市。お隣が東京都江戸川区なのもあって、住んでいたエリアは、所謂「千葉都民」気取りの人が多かった。僕の両親も「ここはほぼ東京だから、なんなら東京より便利よ?」と口にしていたので、そういう人が多かったのは事

      • アビスパ福岡「来れない奴ら」の理由

        アビスパ福岡の観客動員数が振るわない。かつてはタダ券バラ撒きがあったとか無かったとかで、20,000人近く入る試合がありましたが、ここ最近は10,000人を超えるのもやっとの状態。 アビスパ史上最強の数年を過ごしているのにもかかわらず、この状況はさすがに寂しいです。なんでお客さんが増えないのかなぁと思いました。やっぱホークス至上主義なのかと。 そんなことを考えたとき、あるチャントが脳裏を過りました。 さあ声を出し飛び跳ねろアツい歌で。 来れない奴らのためにも、福岡勝たせ

        • さあ!脱いでください!

          「では、今ここで脱げますか?」 と言われて、シャツのボタンに手をかけた。 その手は不安と驚きで、微かに震えている。 やるしかない。 置かれた立場からすると誰の目にも明らかだった。 名門FANZA様でもお目にかかれない動画のようだけど、これは動画の話ではないし、セクシー女優も出てこない。 これは新卒採用面接の話。 登場人物は3人の成人男性だ。 10数年前、リーマンショックで激変した就活市場に私たち大学生は勝負を挑んだ。やる気の起きない僕にとっては、挑まされたというべき

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        記事

          正解の証明

          2024年2月23日 僕らのJリーグは、31年目のシーズンを開幕させた。 我らがアビスパ福岡は北海道コンサドーレ札幌との開幕戦に臨みスコアレスドロー。盤石な守備は昨年同様で、失ったピースを補えるだけの戦力を伺えたことに、ほっと安心したサポーターも多い事だろうと思う。 次はアウェイで横浜Fマリノスに挑む。 さて、アビスパ福岡のことはここまでにする。 今日は東京ヴェルディー横浜Fマリノスのことについて書きたい。 今日の試合、開始前のセレモニーでの出来事。 川淵三郎が泣

          正解の証明

          総武線は僕を連れて

          「すみません、水道橋ってどっちの電車に乗ればいいんですか?」 御茶ノ水駅のホームで10歳くらいの男子を連れた女性に尋ねられた。イヤホンをしている僕に話しかけてくるあたり、本当に困っているんだろうなと思う。平日に水道橋か。何でだろう。そんなことより 「あー水道橋ですよね、えーっと、水道橋はたぶん(1番線)ですね。」「あー1番線!ありがとうございました!」 昔から、券売機の前やホームで話しかけられるタイプだ。大体年に5回くらい話しかけられて、ある時は老人、またある時に外国人

          総武線は僕を連れて

          THIS IS ME!

          突然だが、僕は休みの日にバイト先に遊びに来るバイトがとても嫌いだ。 急に私服姿で彼女と一緒に現れ、「どう?今日忙しい?」と高めの意識と必要のない気遣いを披露してくる。嫌いだ。それと同時に「どーもー!これが普段の俺でーす!」と言わんばかりの態度があふれていてイラっとする。実に嫌いだ。 ほんと嫌いだなぁ。お前普段は「早く帰りてぇ、売上とか興味ねぇし」しか言ってないだろうよ、という言葉を吐きたい気分になる。 大して忙しくない時間帯を選んでくれたことは感謝するけど、「おつかれで

          年男(としお)です。

          2024年、僕は晴れて、12年ぶりに年男になった。 前回の年男イヤーは、「大人になったね!この1年を素晴らしいものにして、飛躍の1年にしなよ!」というポジティブ100%のものだった。 一方今回は「あれから12年経ちましたよ、いったい何をしてきたんですか?何か成しました?え?どうなんです?」と問い詰めてくる1年になりそうだ。 12年はデカい。 何も頑張った記憶はないけど、この12年で、肩書も立場も見た目も大きく変わった。12年という中途半端な単位で区切る必要はない。ただ

          年男(としお)です。

          久我山発,小平経由,博多行き。

          これは彼を外から見た感想で、実際の本人の心情はわかりません。だから、15年間その姿を見続けた人の感想文としてご覧ください。 12月18日、シャフタール・ドネツクとのチャリティーマッチをもって、アビスパ福岡の田邉草民が引退する。 サッカー選手なら誰しもが訪れる現役引退の日。この時期はさみしいニュースが多くて、毎朝ネットニュースを見る勇気が必要だ。 アビスパ福岡サポーター多摩エリア担当の僕にとって、田邉草民(ここからはいつも通り「ソータン」と呼ぶ。田邉の漢字に自信がないから

          久我山発,小平経由,博多行き。

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          イクイノックスってどういう意味なんだろうか。 調べてみると、「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」という意味らしい。アルファベットにするとEquinox。おそらくEquator(赤道)やEquador(エクアドル。エクアドルは赤道上にある。)と語源が同じだと思われ、そこで僕は納得した。何かの真ん中、二分するものという意味が込められていて、競馬界の中心になるようにという思いが込められたんだろう。キタサン「ブラック(黒)」×シャトー「ブランシュ(白)」にもかかっていて、なかなか考え

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          アビスパ福岡を卒業する日。

          ルヴァンカップ優勝の後夜祭、まだまだ続いているなぁ。と思うここ数日。いまだにルヴァンカップの文字を見ない日はない。昔は決勝の日すら忘れていたのに。 11月4日の優勝決定以降、福岡では、メディアがこれでもかってレベルで優勝をお祝いしてくれていて、改めて「タイトルってやばいな。」という気持ちになった。 YouTubeに挙げられた公式動画を見ても、「え、あの番組で、あんな長い時間?!」みたいな気持ちになる。優勝の破壊力は絶大である。 僕も周囲のいろんな人から、「アビスパよかった

          アビスパ福岡を卒業する日。

          私とダノン。

          マイルチャンピオンシップの週になった。Xのタイムラインは、既にエリ女の残り香すら感じない。競馬ファンの切替の速さは異常である。 今年もなかなかのメンバーが集まったようで、おそらく1番人気はセリフォスかシュネルマイスター、それに続くのがモレイラ騎乗のソウルラッシュと、ムーア騎乗のナミュールだろうか。 近年の競馬ファンは馬券が本当に上手で、オッズ通りに走ることが多い。G1に至っては、力関係を俯瞰するのにオッズは大変便利だ。「まあそうだろな」というオッズで最終的に着地する。

          私とダノン。

          菊花賞!出走馬の姓名診断したぞ!

          競馬の予想 馬体診断、調教診断、レース診断、ラップ理論…世の中にはたくさんの予想ファクターがあります。 ふっと思ったんです。どう考えても僕には難しすぎる。と。 昭和のラストに生まれた私は、完全な細木数子世代。 私は「六芒星の呪縛」を発動し、この難解な菊花賞を攻略することを決意しました。 そうです、今回の菊花賞、 出走18頭の姓名判断し、もっとも仕事運(≒レース運)のいい馬はどれかを調べてみることにしました! 今回使ったのは、無料サイト「うらなえる」さん。 こん

          菊花賞!出走馬の姓名診断したぞ!

          ちょっと昔のお話。

          昔の話。 僕が長らく一緒にいた人の家には大きな本棚があった。200冊以上収まりそうなくらいの本棚。 その人のことを、本の虫だと思ったことは一度もなかった。僕より年上だったこともあり、多趣味でいろんな娯楽を教えてくれて、その代わり僕はJリーグを教えた。仕事も順調で、生きている時間は十分に埋まっていると思った。 ただその人は、どこに行こうとカバンには文庫本を入れていた。 「本は現実逃避になるから」と。 仕事が忙しかったりメンドクサイことがあると、僕も現実から逃げたくなる

          ちょっと昔のお話。

          「競馬民最低最悪の休日」のお話(現地参戦編)

          お久しぶりです。たまには競馬関係の投稿をしてみようと思う。 競馬関係と言っても、僕には血統が!調教が!コース成績が!のような記事は絶対に書けないので、前回多くの方にお読みいただいた「競馬民最低最悪の休日」を書いてみようと思う。 今回は「現地参戦編(一人)」。自宅で競馬編は↓です。 今回も時系列。 僕は東京競馬場からすぐのところに住んでいて、近くの川を渡れば、そこには夢と魔法の地獄が広がってます。 なお、内容はこれまでの経験をダイジェストにしたもので、 特定の1日の話で

          「競馬民最低最悪の休日」のお話(現地参戦編)

          君はなぜ殴られるのか。

          久しぶりの記事投稿になりました。 やっと仕事の繁忙期が過ぎましたので、ここ数年もやもやしてたことについて書いてみようと思います。 「部活動の体罰」について 今回のテーマは部活動の体罰についてです。 ドラマ『スクールウォーズ』の有名なシーンで、今から俺はお前たちを殴る!!と、山下真司さんがファイト一発をかますシーンがありますが、現代ではこれは完全にNGです。いや、いつの時代も人を殴っていい時なんてありません。部活動での体罰は、成績によって美談にされやすく、体罰を根絶する

          君はなぜ殴られるのか。