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コロナでも夢十夜

第一夜

クラス対抗演劇大会当日、白いスーツで決めて楽屋に入ると、まだ人はまばら。実は一度も練習に出ていないので、台詞も全く覚えていない。不安で仕方がない。そこへ余裕綽々、主役の入場。無類のチャラ男だが、女子にはモテる。女子相手に卑猥な冗談を言ったり、ストリップの真似事をしたり…という夢…

第二夜

五万十川の清流に浸かって川上りしている。下半身はすっぽんぽんだが、滑らないように草鞋を履いている。水は冷たくも激しくもないが、なぜか異様にくすぐったい。何が目的なのかわからない。とにかく午後1時15分までに、川が尽きるところまで遡らなければならない…という夢で目覚める…

第三夜

入浴している。なぜかバスタブは居間のど真ん中にあって、窓から外がよく見える。豪雨の中、びしょ濡れになって、いつもの宅急便のお兄さんが…。窓をどんどん叩く。居留守は使えない。腰にバスタオルを巻いて、荷物を受け取りに出る…という、なにやら半端にリアルな夢で目を覚ました…

第四夜

永野芽郁さんが、なぜかちょくちょく夢にでてくる。特にファンというわけでも、好みのタイプというわけでもないし、テレビで見るとしてもUQのCMくらいなのに…。露骨に素顔で出てくることはほとんどない。ドッキリ番組みたいに、結構バレバレの変装をして、何気なく登場するのだ。なんでだろう…

第五夜

関取みたいに巨大なおばさんが、僕の頭を撫で撫でしながら言った、「あんたはきょうからコロナちゃんだよ」「改名しろってことですか?」「姓名判断でね、それがいいってことになったんだよ」通りすがりのカピバラやらミーアキャットやらが、「や~いや~いコロナコロナ」と囃し立てる…という夢。

第六夜

ピンクのエプロンの女性が何やら鍋をかき回している。「STAP細胞では失敗したけど、これは絶対うまくいくと思う」作業を止めて、詳しく説明してくれた。コンニャクに強いストレスを与え続けると、凶暴なアメーバになって、バッカルコーンでコロナウイルスを食べてくれると言う。正夢だとよいのだが…

第七夜

二十代の松田聖子さんと「赤いスイートピー」の出てくる壮大な悪夢を見たのだけれども、壮大すぎてよく思い出せない…

第八夜

なぜか判らないけれども、カフカの主人公みたいに、突然身柄を拘束された。漁船の空の水槽に閉じ込められ、離島に流される。船長は猫の島だと言っていたが、着いてみると、猫など一匹もおらず、人間のおっさんで過密状態。なんという悪夢…でもさ、考えてみたら、自分もおっさんだったんだよなあ…

第九夜

フォークで臍のゴマを掃除していたら、孔の奥からボコボコとシュウマイがで飛び出してきて、次々にその皮が向け、中から猫とミョウガとウンコと初恋の女性が出てきた…という夢を見た。こういうタイプの夢を自分は日常的に見るのだが、他の人はどうなのだろう?

第十夜

蛞蝓(複数)と聖護院大根(1本)が「林檎の樹の下で」を合唱している夢を見た理由がわからずに、困惑しつつ雨を見ている…

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