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果てしなき夢十夜
第一夜
まだ1歳に満たない頭の大きな男の子をベビーカーに乗せている。若いお母さんはなぜか関西弁で「この子、頭をぶつけて困るんですよ」(関東語に翻訳)。「僕も小さい頃は自傷行為を繰り返してました…頭を壁にぶつけたり、自分の手を噛んだり…」「どうしたらやめてくれるんでしょう?」…けったいな夢。
第二夜
人事異動で新しい部署にぶち込まれた。栄転なのか左遷なのかわからないが、周りは出来そうな連中ばかりだ。髪の長いボディコンの女上司が分厚い書類を乱暴に僕の前に置く。きいちのぬりえみたいな線画集。「さっさと塗りなさいよ」催促されて色鉛筆で塗ろうとするが、赤鉛筆で塗ると青くなる…という夢
第三夜
住んでいるマンションがペット禁止となったので、やむなく引っ越した。越した先のマンションで部屋を片付けていると、大型犬が2匹闖入…隣室のペットだった。「猫がいるので、部屋から出さないでいただけますか」「放し飼いにしてもいいって、オーナーも言ってるんで」夢の中、オーナーの所へ向かう…
第四夜
胎児になって羊水の中に浮かんでいる。その胎児の見る夢が僕の現実である…という夢をたまに見る…
第五夜
田口元一郎を探している。どこの誰だか知らないが探している。男には「田口元一郎さんですか?」と問いかけ、女には「田口元一郎を見かけませんでしたか?」と訊ねる。そんな夢から覚めた今も、田口元一郎という名になんの心当たりもない…
第六夜
長嶋一茂氏に心無いことを言われ、怒り余って説教すると、そんな自分が急に悲しくなって来て泣きじゃくる…すると目の前では一茂氏も号泣している…というわけのわからない夢で目が覚めた。なんだか悲しい気分が残っている…
第七夜
Tシャツにハーパンの若い女性が二人、しゃがんで鳥に餌をやっている。鳩ではない。もっと小さな鳥だ。不意に上から鳥のフンが降ってきて、一方の女性を直撃。カラスの仕業だった。全身フンまみれなのでハンカチで拭ってやる。拭っているうちにむらむらしてくるが、ぐっと抑えた…という清く正しい夢。
第八夜
おしゃまんべという人がよく夢に出てくる。男だったり女だったりするが、若くはない女性であることが多い。基本的には僕の味方のようだ。守護霊だろうか…?
第九夜
エレベーターの夢をよく見る。多いのはやはり、限りなく上昇したり、限りなく下降するというパターン。横や斜めに動くことも少なくない。ドアが開くと、とんでもないところに出ることが多いのだが、工事中だったり廃屋になっている建物の中に出ることもよくある。楽しい夢は滅多にない…
第十夜
ゴンドワナ大理(たいり)という女性に口説かれる夢を見た。色白で、自称ロシアと日本のハーフと言うが、ちょっと怪しい。断ると、すごい力で指浣腸された…
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