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毎度毎度の夢十夜

第一夜

上司であり恩師であり親友でもあった亡き人が、珍しく夢に出てきた。どこまでも真っ直ぐな金色の道を、手を繋いで走っている。BLめいた状況ではあるが、そのような感情はなく、悲しみだけが突き上げてくる…

第二夜

「ウォーキングディクショナリー」と名付けられ、巨人に飼われている。いや飼い主は普通の人で、自分が小さくなっただけかもしれない。飼い主は僕を棒でつんつんつつき、意図する場所に移動させる。地面には巨大な字が書いてあり、僕はそれを大声で読み上げなければならないのだ…こんな初夢を見た。(2019年01月02日)

第三夜

ポッテと名乗ったが、どう見てもただの長茄子だ。喋る喋る、とにかく喋る…今受けに受けている講談師みたいだ。僕の秘密をいろいろ握っていて、言うことを聞かないとバラすと脅すのだが、思い当たる話ながら、バラされても別に構わないと思う…そんな夢を見ていた。

第四夜

三階建集合住宅の一階玄関に三毛猫がいる。思わず近寄ると、突然目の前に軒が落ちてくる。危うく避けた。奥さんと思しき若い女性が出てきて、「気にしないでください」と軽く言う。立ち去ると追ってきて、「待って!罰ゲーム忘れた」といきなり僕の唇にキス。バスの時間を口実に立ち去る…という夢。

第五夜

言葉を発すると鰻になるのだ。口からにょろにょろ出てくる。大きいの太いの細いの長いの様々で、色もまちまち…。相手と会話するには、それぞれの口から出た鰻同士の会話を待たなければならない。じれったい。いらいらする…こんな夢で目の覚めた朝は、なんだか口の中が気持ち悪かった。

第六夜

実在の人物(有名人以外の)を夢に見ることは滅多に無いのだが、珍しく知り合いが夢に出てきた。ある女性と深い関係になる夢だった。決してそんなことになってはいけない相手だ。それを…誰もが知っている著名な映画監督が、ドローンに乗って撮影している。大きな声で下品な茶々を入れながら…不快な後味が残った。

第七夜

超大物PDが極秘で某有名女性シンガーとレコーディングするという。なぜか僕はその秘密を知っていて、変装した二人がスタジオ入りするのを見守っている。秘密を嗅ぎつけた女性が物陰から現れ、僕に色仕掛けで探りを入れてくる。彼女の顔には大きな蚊が止まっている。潰したら血がぶしゅっ…という夢。

第八夜

大邸宅の壁に沿って反時計回りに、車で回っている。自分は医者で、看護師を伴って往診に来たらしい。「西口」を探しているのだが見つからず、ぐるぐる回っている。急げ、時間が迫る。壁の向こうは色とりどりの樹木で、世界中の森を集めたようだ…そんな夢から目が覚めた。

第九夜

駅ビルの垂直の壁で、美人のカピバラと手に手を取ってマイムマイムを踊っていた、明け方の夢の感触が、まだ消えきっていない…

第十夜

髪を団子にして、バレエ教室の入り口にいる。中に入ると、パルクール教室だった。「やってごらん」と作務衣の女性に催促されるが、何をどうやったらよいのか判らず、立ち尽くしていると、「じゃ歌ってみて、即興で自由に」と、頭をぽんぽんされる。歌おうとするが、歌詞も旋律も声も出ない…という夢

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