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授業の主役は誰か⑦

生徒か先生どっちが主役か


これに関しては、私は生徒が主役だと思っているのですが、ここで先生がやらないといけないことは生徒に主役だと思ってもらうことです。

基本的に生徒は授業を受ける際に、皆の注目が集まるということもあって先生を授業の主役だと思っています。

なんせ、自分が主役だと思って行動することはとても大変だからです。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」で有名な群集心理のように、主役だと思っていなければ、自分の行動の責任感が薄くなりやすいです。

また、勉強をして新しいことを学ぶことを目標とするなら、もちろん授業だけでは十分ではなく予習復習(私的には少なくとも復習だけでも)が必要です。

生徒に主役になり切ってもらうために


ずばりこれは双方向の授業を意識することだと思います。

具体的な方法で代表的なのは、重要な問いやキーワードが出てきたらそれを生徒に質問する。

この時にも意識することがあって、先に質問を言って皆に考えさせてから誰かを指名する、もしくは挙手してもらうことです。

先に指名してからだと、皆が考えてくれなくて指名されていない人は安心して考えてくれないかもしれませんからね。

良い意味で緊張感を持たせるわけです。

双方向授業を作る他の方法としては、生徒からのフィードバックを見逃さないことです。

集団授業の場合は、一人くらいは先生が「何か質問ないですか?」や「ここまで大丈夫ですか?」といったときにフィードバックをくれる子がいると思います。

そういう子たちのフィードバックを見逃す先生は少ないと思います。

ここで私が言いたいのは、普段あまり発言しない生徒にも目を配っておくべきだということです。

そういう子たちが何かいつもと違う反応をするということは、それほど何か重要なことが抜け落ちていたりすることが多いからです。



大学の授業は2週間前ほどには終わっていますが、中学生たちはまだまだ授業があるので最後まで頑張ります!





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