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【ブログ_経済】企業の経済活動・競争による疲弊と、再定義について

どうも、たこやきです。

アプリ開発者の自分が経済についてブログを書くのはおこがましいですが、私もシステム開発者として業務の効率化や人間の「ある意味のコンピューター化」による疲弊感を現場で感じてきました。ここでいう現場とは、仕事場やシステムを導入したお客様の現場です。お客様の現場では、我々システム業界よりも、より克明に市場競争の辛さを目にします。

そういう気持ちにさせてくれた動画は下記です。

多くの人は市場競争が社会全体を豊かにすると信じています。しかし、この動画では、その考え方自体が誤解であると主張しています。市場競争は生産物の分配の優先権を争うものであり、生産を増やすための競争ではないというのです。つまり、競争に勝つための努力がむしろ社会全体を苦しめているというのです。

サピエンス全史の視点

動画では、『サピエンス全史』を引用し、人類が他の生物と異なり、フィクション(嘘)を信じる能力を持つようになったことで急速に発展したと説明しています。しかし、現代の社会制度が人間の本能と乖離していることが問題だと指摘しています。競争が社会を豊かにするという考え方自体が誤解であり、むしろその競争が社会を貧しくしているというのです。

私の意見

具体的には、ブラック労働という考え方やその現場へ向かう労働者たちの瞳を連想すると、身にしみます。今日も、満員電車で気絶一歩手前の汗をかいた、多くの疲れた褪せ人達がいました。。

昭和の言葉に、「日本株式会社の企業戦士・猛烈社員」という言葉がありました。高度経済成長期を代表する言葉です。

今後の課題として、競争を再定義し、その目的を見直す潮流ができている気がします。競争は他者を打ち負かすことではなく、共に成長し、社会全体の幸福を追求する手段として見直されるべきでしょう。

世代間のギャップと経済活動の再定義

私は一人で、居酒屋に行く事が多いのですが、そこでは考えさせられる場面がいくつもあります。
30代後半から50代の人々が若い新入社員を「やる気がない」「ワークライフバランス重視」「怠けすぎ!」と批判する一方で、若者は「上司がうるさい」「Twitterにあげてしまえ」「次の転職を探すわ」といった声を耳にします。

やはり、社会に出た時代背景が大きな影響を与えているのでしょう。失われた30年世代と、経済成長期を享受した世代では、価値観が大きく異なります。現代の若手社員は、就職した時から終身雇用の崩壊や転職ブームの中で育ち、会社に対する忠誠心が薄れ、自分のスキルや価値に焦点を当てるようになっていると思います。

私の選択

そんな中で、私は第三の選択としてフリーランス・独立を選びました。
サラリーマン時代よりも、自然と仕事に対して能動的になれ、熱が入っていますね。持続可能な範囲でね。

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