”痩せやすい身体”について
こんにちは!蛸龍です!
本日は”痩せやすい身体”について、車の例えを用いてご説明します!
筋トレやダイエットについて基本的な知識を身に着けたい方にとって、端的に分かりやすく筋肉と身体について分かることが出来ますので、サクッと学びたい方にオススメです!
もちろんあくまでも例えですから、正確には少し違うなと感じる部分もあるかと思いますが、理解する助けとして活用していただければと思います。
ではいきましょう!
食料=ガソリン
当たり前ですが、車はガソリンがなければ動くことはできません。
車を長距離に亘って走らせるには多くのガソリンが必要となりますし、
走らずともエンジンをかけっぱなし(いわゆるアイドリング状態)にしている間も、(少しずつですが)ガソリンは消費されていきます。
そして、人間も食べ物を食べなくては生きていくことはできません。
しかも人間の身体では、心臓や内蔵、筋肉、神経など様々な部位が稼働し続けていますから、いわば生きている間の身体は常に”アイドリング”状態なわけです。
当然”アイドリング”させておくためのエネルギーがなくなれば、死んでしまいますから、人間は生きている間は食料を補給し続けなくてはならないのです。
筋肉=エンジン
車はガソリンを入れただけでは動きません。
車が走るためには、エンジンがエネルギーを生み出す必要があります。
これは人間も同じで、動くためのエネルギーを生み出してくれる部位がなくてはなりません。
そしてエンジンのようにエネルギーを生み出すのが”筋肉”なのです。
車のスピードや馬力はそのエンジンによって大きく左右されます。
たとえばスポーツカーは大抵普通の車よりも優れたエンジンを積んでいますから、圧倒的に早いスピードで走ることができるのです。
一方で原付き自転車のような小さいエンジンの車両では、どれだけアクセルを踏んでも、積んでいるエンジンが小さいため、出るスピードはたかが知れているのです。
そしてそれは人間も同じことです。
日頃から運動をしていて筋肉を付けている人は、全く付いてない人に比べて力が強かったり、脚が速かったり、”馬力”が違います。
また、スポーツカーとエコカーを比べると消費するガソリン量が違うように、筋肉が大きい人は小さい人よりも多くのガソリン、すなわち食料を必要とするのです。
”燃費の良い身体”と”燃費の悪い身体”
一度ここまでの話をまとめすと、車がガソリンを消費してエンジンを動かすことで走るように、人間も食料を消費して筋肉を動かすことで生命活動を維持しています。
そして、入れたガソリンに対してどれだけ走れるか、ということを表した言葉として、”燃費”という言葉があります。
1Lのガソリンを入れたとき、10km走る車より20km走れる車のほうが少ないガソリンで遠くまで行けますから”燃費が良い”と言われます。
これを人間に置き換えてみますと、燃費が良い人というのは「同じ食料を食べたときにたくさん動ける人」となります。
これをもう少し言い換えてみると、燃費の良い人とは「運動をしてもあまりカロリーを消費しない人」となります。
当然ですが、車では燃費が良いほどガソリン代がかかりませんから、燃費の良い車の方が好まれます。
ところが、人間では”燃費の良い身体”が常に望ましいとは限らないのです!
”燃費の悪い身体”は痩せやすい!
ダイエットをする場面を思い浮かべてみましょう。
既に話した通り、燃費の良い身体とは、運動をしてもあまりカロリーを消費しない人ですから、動いても動いてもなかなか脂肪が落ちていきません。
一方の燃費が悪い身体では、動くのに大量のエネルギーが必要となりますから、同じ運動をしてもより多くのカロリーが消費されることとなります。
つまり、ダイエットをするという目的に限って言えば、燃費の悪い身体を作ることが大切なのです。
そして、燃費の悪い身体というのは、車に例えて言えばでかいエンジンを積んでいる車のことです。
既に説明した通り、車にとってのエンジンとは人間にとっての筋肉とほぼ同じですから、痩せやすい身体、つまり”燃費の悪い身体”になりたければ筋肉をつければ良い訳です!
痩せたいと考えている方はいきなり運動(車で言えば走る行為)をし始めるよりも、まずは燃費の悪い身体づくりとして筋トレすることをオススメします!
まとめ
さて、人間の身体を車に置き換えて考えることで、燃費の悪い身体こそが痩せやすい身体であり、燃費の悪い身体は筋トレすることで作られると説明してきました。
ただ、ダイエット目的であれば燃費の悪い身体で十分ですが、ある程度痩せてきたし運動を楽しみたい!という方は、やはり長時間動き続けられる”燃費の良い身体”が最適でしょう!
燃費の良い身体といっても難しいことはありません。
要は筋トレの割合を減らし、好きなスポーツに充てる割合を増やしてあげれば、使わなくなった筋肉が落ちていき最適な燃費の身体に変わっていってくれるのです!
自身の目的に合わせて、身体の燃費をコントロール出来たら最高ですね!
ということで車に例えた身体のお話は以上です。
車に限らず例えや比喩を使えば、身体について簡単に学ぶことができますから、ぜひ皆さんも自分なりの考え方を見つけてみてください!
ではまた!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?