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『ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく』

8月から旦那さんのお仕事を本格的にお手伝いしている。

旦那さんのお仕事はフリーのウェブデザイナー。
本を読んで感想を書いたり、文章を書くのが好きな私は、そんな旦那さんの
業務の文章校正・編集・ライティング・
YouTube配信での書籍に関するお勧め動画のシナリオなどを担当している。

確かに私は文章を書くことは好きである。
だけどパソコン操作はあまり得意ではない。
いやむしろ苦手で、今まであまりパソコンには目を向けないように生活してきた。
また読書も感想文を書くのも好きだが、本の好きなジャンルは主に小説などのフィクション。
お堅いビジネス本や自己啓発本の類は進んで自分から読もうと思ったことは一度もない。
人に生き方なんてあーだこーだ言われず自由な時間は大好きなフィクションの生活に浸って、のほほんと生きていたいからだ。

だから、本棚をそういった本でいっぱいにしている旦那さんを横目に
「なんで自由な時間にまでわざわざこんなもんを読んでお勉強しているんだろう…私と遊んだほうが楽しいのに。イヤだよ、この人は…
とさえ思っていた。

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そんな私の生活は8月から大きく変わった。
旦那さんのお仕事をお手伝いすることになり、
今月だけで先ほどふれたお堅い類の本を既に3冊も読み、それぞれに4000字以上の要約をパソコンで書いているのだ。

また、文章校正や編集、ライティングのお手伝いは当然ウェブで行われるので、一日5時間以上はパソコンに向き合っている。
さらに今年度から確定申告の手続きまで任されることになったので(もちろん数字も苦手)、経理の勉強まで始めたのである。

正直なところ、今まであまり変化を好まず、のほほんと生きていた私は8月からのこの新生活にいっぱいいっぱいになっている。
30代も半ばに差し掛かった今、こんなに苦手分野に向かい合い、さらにはそれをライフワークにすることになるとは思いもしなかった。

まだまだ始めたばかりで一日に得られる成果も稼働時間に対してびっくりするくらい少ないし、8月から始めたどの分野も、わからないことだらけ。
すでに沢山失敗している。

なんでこんなに自分はできないんだろう…覚えが悪いんだろう…一日に10回はそんな風に落ち込む。
それでもお腹は減るし、家中をピカピカにしてくれる小人さんも我が家にはいないので、家事もこなさなければい。
フルに今まで休ませていた頭を使っているので、夜は泥のように眠る。

だけど、この生活を選んだのは私自身である。

そして、自分にとってはわからないことだらけの苦手分野に、カメのようなスローペースで進む今を楽しいとさえ思っている。

めちゃくちゃ遅いけど、それでも毎日何か新しい知識が自分に蓄積されていること、そして何より、微力ながらも大好きな旦那さんの役に立てることが単純に嬉しいのだ。

パソコン操作自体は今はまだまだ遅いけど、書くことはやはり好きだし、手書きの殴り書きでなく、キレイに編集された文章を残せたら気持ちがいい。
それにこんな風にnoteを使って自由に書きたいことを書いていたら、なんか気持ちも整理できて楽になる。
タイピングも遅いけど!

それこそnoteに好きなこと書きまくってたら、自然に早く打てるようになるんじゃないかと思えてくる。

こんな風に考えられるようになったのは、きっと!

きっと!!

8月から読み始めた自己啓発本たちのおかげである(笑)。

我ながら、単純。

それでもいいや。

さ、今日も頑張ろう。

写真のケーキは夏らしく、パイナップルとヨーグルトのムースのケーキ。
ケーキ教室で作りました。
全部を家で作るのは大変だけど、ムースの部分だけ小さなカップに沢山流して作ろうかな。

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タイトルの『ゼロ 何もない自分に小さなイチをたしていく』
これはホリエモンこと堀江貴文さんの2013年に一度刊行された著書。
もちろん最近読んだ啓発本の一つ(笑)。
だけど、今の自分の気持ちにすごく合っていたのでタイトルにさせて頂きました☆



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