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#狂人日記

一口エッセイ:作家の条件

というわけで、12月から1月にかけてColabo(とWBPC)関連の記事がだいぶ連続してしまいました。これに関しては読者のみなさんから頂く反応も半々で

というものもあれば

というものもありました。まさしく賛否両論。ブチ切れて1ヵ月くらいシンエヴァについての記事しか書かなかった時期は9割5分くらいが「否」だったわけですから、この2年ほどでずいぶん発達したものだと自分を褒めてやりたくなります。

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Colaboの支援手法はプロの支援職からすると「資格剝奪ものの倫理規定違反」

Colaboの支援手法はプロの支援職からすると「資格剝奪ものの倫理規定違反」

「Colabo」と仁藤夢乃さんの最大の問題は、当事者への搾取を伴う支援手法であると筆者は考えている。

仁藤夢乃さん自身が常々公言しているように、「Colabo」が支援の対象としている少女たちの多くがメンタルヘルスに関連する困難を抱えている。発達障害や精神障害などのハンディキャップや性犯罪や虐待やDVなどのトラウマ的体験など、未成年者に限らずセックスワーカーの多くがこのような精神的・心理的な問題を

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医師の仕事はなぜ「つまらない」のか

医師の仕事はなぜ「つまらない」のか

近頃SNSなどで公衆衛生にまつわる論争が過熱しつつあるように見える。

発端はもちろんコロナ禍における諸々の行動制限に関する議論だが、論争が深まるにつれ国民皆保険制度をはじめとする医療行政そのものに対する反対言論のようなものも生まれつつある。

「我々の生活に医療行政が介入することは必ずしも正義なのか?」という命題について、多くの人が疑問を抱きはじめたようなのだ。

ある意味で、これは極めて健全な

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