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『最高の体調』感想メモ

鈴木祐『最高の体調』感想メモ


私は不眠やストレスなどに悩まさられることも多くあったが、
現代の文明によりできたものを常に使っていると不健康になるのは当然である。

狩猟をしていた過去とは違って、現代は多すぎる、少なすぎる、新しすぎるものが増えてしまった。
ヒトの体はこれらのものに対応するようにできていない。

本著では、狩猟をしていた過去と文明が発達した現代の生活の違いによる異常への対処を、
科学的に根拠を示しながら書かれていて、行動を起こしやすい


ディジタルデバイス

私はスマホやPCは何かと利用するが、インターネットやゲームが無かったとしても禁断症状を起こさないので、特に中毒であるという認識は無い。

しかし、スマホの利用時間が長いものほど社会不安のレベルが高くなったり、
自宅でもスマホを利用してるとストレスが回復しないなどのデータがある。

また、ディジタルデバイスが近くにあるだけでも、認知能力は低下し、
デバイスが近くにあると認識した時点で集中力が少なくなってしまう。


スマホやPCとは切っても切り離せない環境になってしまったが、
スマホの影響力は大きい。

スマホを別の部屋に置いておき作業をしたり、スマホを持たずに散歩に行ったりするべきだと思った。


自然と触れ合う

最近は部屋でこもり気味で、緑を感じることが減ってしまった。

私は都会ではないが、アスファルトで整備された街に住んでいて、
自然に触れ合えるのは街路樹か公園くらいしかない。

しかし、本著では自然への触れ合いは「自然音」「自然画像」でも良いと言う。

自然に触れ合うことでストレスを軽減できるが、PCの音や画像でも効果があるらしい。

また、観葉植物も集中力を高め、仕事の合間に公園で過ごすだけでも十分効果がある。


本著ではキャンプも効果的だと言っているので、それを実践していきたいと思ったが、
音・画像、観葉植物、公園は習慣に取り入れやすいと思った。


畏敬

心理的な不安や体内の炎症に最も効果的な感情は「畏敬」であると言う。

畏敬とは自分の感情を超える対象に触れたときに湧き上がる鳥肌が立つような感情である。
ポジティブな感情を引き起こして、健康長寿に大きな影響を及ぼす。

畏敬の対象は自然、アート、偉人など何でも良く、
定期的に畏敬を感じれると良い。


大学に通っていたときは、授業の終わりに美術館などに寄りさまざな作品を見て、感動する機会があったが、
最近は家にいることが多く畏敬を感じることが少なくなってしまった。

畏敬を感じる対象はインターネットからも得られるが、
行く機会が少なくなってしまった美術館にも、足を運ぶきっかけとして行こうと思った。




本著では具体的な行動方法が書かれていて、とても実践しやすい。

いくつか実践しようと思ったものを書いてみる。

・YouTubeで「自然音」「自然画像」を見る。
・観葉植物を設置
・週2で散歩に行き、公園で読書してみる(今は寒いが、、、)。
・ファストフードは食べない。
・美術館に行ってみる
・本著で紹介される「3つのルール」の実践
                                                                                                    etc..

ヒトの体は今の環境に耐えられない。
だから本著に書かれていることを実践していこう。

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