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「人生の最後を家族と共に迎えたい」アドバンスケアプランニングともしばなゲームを体験

最近、アドバンスケアプランニング(ACP)というものについて学びました。ACPとは、将来の変化に備えて、患者さん・利用者さんを主体にご家族や医療・介護チームが繰り返し話し合い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのことです。

患者さん・利用者さんの人生観や価値観、どのような最期を迎えたいかなどを共有し、それに沿った将来の医療・ケアについて具体的に話し合い、決めていくのが目的です。重要なのは早めの準備です。病気が進行し意思決定が難しくなる前に、ご家族と話し合っておくことが大切なのだそうです。

研修の最後に「もしばなゲーム」を体験しました。これは人生の最期をどう迎えたいかをシミュレーションするゲームです。価値観の書かれたカードから1枚を選び、なぜそのカードを選んだのかを共有し合います。

私は「家族と最期を迎えたい」のカードを選びました。家族に見守られながら、昔を振り返りつつ最期を迎えたい、という願いがあることに気付きました。みんなで価値観を共有し、自分なりの最期の在り方を具体的にイメージすることができました。

早期からACPを家族で話し合うことは、自分らしい最期を迎えるための大切な準備なのだと感じました。最期までの人生をどう過ごしたいか、一人ひとりが真剣に向き合うきっかけになれば嬉しいです。

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