自分という感覚の正体
前回までは、『ヨガで潜在意識が書き換わる仕組み』を解説しました。
今回は、『自分』とわたしたちが感じているものの正体についてです。
自分という感覚の基盤となる「信念」は、7歳までに決まります。
7歳までの脳は、スポンジのように善悪の区別なくすべての情報を吸収します。
自分と感じる感覚は(自分の身体、自分の心など)いろいろありますが、
共通認識としてあるお金を例に説明します。
・私にとってお金とは「 」だ。
・お金は「 」なものだ。
・お金を増やすには「 」である。
・人生にお金は「 」だ。
「 」の中に直感で思い浮かんだ言葉を入れてみてください。
あなたがお金に対して持っているイメージであるとともに、
「お金を◯◯だと思っている自分」という自己認識の確認にもなります。
これはあなたがお金に対してもっている観念で、潜在意識に刷り込まれているものです。
そして、ほとんどの人はこの感覚は子供の頃に身に着けています。
生まれた瞬間からお金に対しての固定観念を持っている赤ちゃんはいません。
わたしたちの子供の頃に周りにいた大人たちの観念が、わたしたちに吸収され、「自分と感じる価値観」を作り上げています。
私は、子供の頃に「貯金して偉いね」、「一気に使わないで偉いね」と言われた記憶があります。
そのため、貯金がないと罪悪感を感じたり、大きい額の出費をするときにはかならずいくら残るか?を確認します。
私の中に「お金はいざというときにとっておくもの」としてインプットされているようです。
どんな人にもお金に対する心の葛藤はあると思いますが、
それがいつ、どんなときに、どんな言葉で刷り込まれた考えなのか理解している人はいるでしょうか?
このように、7歳までに吸収した周りの人間の価値観・考え方が「自分」と感じる価値観のベースとなっています。
次回は、「ヨガで潜在意識が書き換わるとこんなことが起こるよ」をお話します。
お楽しみに〜!