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エッセイ

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単発エッセイ
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#文章

柄シャツ以降

 このままだと柄シャツを着ない人生になる。文学フリマ東京38を翌々日に控えた夜のこと、両者…

瀧本緑
5か月前
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社会人3年目は謝罪で食い扶持を繋ぎTOEICに駆り立てられ、アレクサに挨拶をしている

 ここ2か月くらいの自分のエッセイが暗すぎて泣いた。いったいどうしたというのだ?おそらく…

瀧本緑
2年前
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You Make Me Feel Special

 ひどい寒さに震えた一日だった。頑張って外に出て、久々に心を預けられるかもしれないなと思…

瀧本緑
2年前
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限りある人生と忍び寄る30代の影エッセイ

 誕生日でもないのに、30代が刻一刻と迫っていることについて怯えている。おそらくこの手のこ…

瀧本緑
3年前
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これが秋だね一人でもリングだエッセイ

 電気工事士第2種の下期筆記試験を受けた。上期も受験こそしたものの試験勉強の舵取りを二度…

瀧本緑
3年前
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ホームベースとハイブリッドのエッセイ

 巨人がひどい負け方を続けている。巨人というのは読売ジャイアンツのことである。オレンジが…

瀧本緑
3年前
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傾いた標識の寿命、曲がり角エッセイ

 片側1車線の小さな道路、車道のようで歩道のような道の傍らにある標識は意外と傾いていたり、根に近い部分が湾曲していたりする。しかし彼らは確かに立っており、すぐに倒れそうな気配はみせない。そんな彼らの寿命のことを思った。今どれほど安定を誇っていたとしても、やはり傾いている以上は、誰かが何かしらの手を加えない限り、いずれさらに傾き、その頭は地につく。おそらくその時が寿命なのだろう。  しかしその寿命は延ばすことができる。例えば足元を掘り出して、真っ直ぐ立て直し、再び土台を固定す

初夏エッセイ

 今年の夏はTWICEの『Alcohol-Free』をエンドレスリピートして過ごすものだと思っていたら、…

瀧本緑
3年前
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