良い変化と悪い変化

 やっぱり生きているといろんな変化が起きます。自分自身の変化だったり、生活環境の変化だったり、生活リズムの変化だったり、またまた世間の変化や交友関係の変化だったり。それらの中には良い変化もあれば悪い変化もあったりしますが、最近あまり好ましくない変化も多いんじゃないかななんて思う事が増えました。

 一番うれしい変化はやっぱり家族でしょう。すくすくと育つかわいい娘に、一日一日でどんどん顔つきが変化していくかわいい息子。そしてそんな家族をモリモリと支えてくれるかわいいお嫁ちゃん。まだ娘も3歳とかですが、2年前の写真とか見返して「泣ける」とか言いながら本当に泣けてしまう位に両親ともに親バカしております。

 そして良かったなと思う変化は「音楽に対する向き合い方」でしょうか。まぁこれに関しては年齢と共に少しずつ成長はしていると思うんだけれども、感染病や一身上の都合によりライブ活動や遠征活動、ウタイストが活動休止した事で、「無くなって気づく大切さ」というものを痛感しました。ああ、あの日々は本当にステキでかけがえのない物で、こんなにも大切だったなと思える事だったのか。もっともっと大事に、そしてもっともっとストイックに、まっすぐ真面目に音楽と向き合っていこう、そんな感じの事を凄く思う様になったわけです。

 逆にすげー良くないなって思う変化に、「楽しい気持ちが少しずつ薄れてきた」みたいな感じがあるのです。いや、当然の事ながら家族や自分の行動に対する責任みたいなのはあるので、楽しいだけがすべてではないとはわかっているのですが、なんか自分のやっている事に夢中になれないと凄く自分に対して「これでいいのかな。。??」と躊躇をしてしまいまして。

 ホントはこのnoteだって、過去にアメブロで毎日書いてた様なバカ話をいっぱいしたかったりする。けれども、どうにも「バカ話をするネタが無い、というか身の回りの事を面白がってどうこう喋ったり書いたり出来る好奇心が薄れている」みたいな感覚があるのです。

 30歳くらいまでの間も色々悩んだりはしたけれども、「これ楽しいぜ!!」というパッションに満ちていた気がします。けれども、それは学生時代とかにずっと蓄積してきた好奇心の貯蓄を25歳くらいから爆発させまくったから推進出来た事であって、好奇心という燃料が枯渇している気もするんですよね。いろんな事に興味を持てなくなってきた、っていう感覚も凄くある。

 しかし、だからといって以前みたいに週7で一人で毎日飲み歩いたり、24時間一人で家に籠もってギターを練習したり動画を撮ったり、突然プールに高頻度で通い出したりする事は難しくて、「限られた時間でいかにやるべき事をこなすのか」みたいな事も合わせて考えなければいけない。ともなると、より一層、「わたしは今何をするべきなんだろうか」と、凄くいろんな事に躊躇する。

 そんな感じで近頃は凄く身体は元気なんだけれども、とってもモヤモヤしております。でも冷静に考えてみても、こういったモヤモヤが一切無かった時期なんてのはないから、新しいタイプのモヤモヤに患って困っているっていう事に過ぎないんだろうなぁ。

 うーん、加齢??


おわり


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