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世界一無駄の多い白菜と手羽先の煮込みのレシピと、作ることと食べることについて

愛する鉄鍋(ストウブ)が、大変な事態になってしまった。

本日のレシピ

1.ざくざく切った白菜を、塩をした手羽先と一緒にストウブで煮込みます。蓋を忘れずに。
2.途中で焦げ付いた匂いがしてきたら、ストウブの蓋を開けて焦げを確認します。その後具材を救出し、一度鍋を洗いましょう。
3.焦げついていない選抜メンバーだけを集め、再度1を行います。
4.蓋の隙間から湯気が出てきたらしばらく弱火で煮込みます。火を止めて放置し、余熱で調理します。もうすぐ完成です。
5.出来上がり。味見して洗剤の味がする場合は、午前中まな板に洗剤をぐりぐり塗りつけて殺菌していたのを忘れて白菜を切った可能性があります。
6.帰宅前の家族に代わりのおかずを買ってきてもらうよう連絡します。

妹からの記念のプレゼントで、姪っ子たちが色を選んでくれた宝物

はい、大失敗。
言い訳になってしまうが私は料理が下手なわけではないと思っている。ストウブの扱いも少しは慣れている。
副菜はおいしくできたから、かろうじて「何もない」事態は免れた(手羽先は心を無にすることで少しは食べられたので、食材に対する申し訳なさも少し救われた)。

でも、失敗感や罪悪感、何よりものすごい疲労感とは別にある、このモヤモヤは何だろう。

薄々気がついていたが、主婦(一応兼業だけど専業に近い)だから、
家にいるならちゃんとした夕食を作らないとと、根強く思ってしまっているようだ。
たとえ、家事や用事で一日じゅう忙しくしていても。体調がすぐれなくても。先進国でも普通に缶詰とかパンで軽く夕食を済ませる国もたくさんあるのにな。
自分を追いつめてしまうのは、「うちはこうだった」という実家の記憶がいたずらしているのか。

そう。私の母は、料理がとても得意だった。
だから食べる側の私はとても幸せな子どもだったのだ

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