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【日記】不妊治療と佳き日常のはざまで揺れる毎日。

北海道在住アラフォー女性です。
夫婦ふたり家族です。

noteをはじめて一か月くらい経った。
頭の中はいつも、言葉(考え)で忙しくあふれている。
だけど、どのような枠組みでそれを整理するか、経験のどの部分を切り出すか、どのように表現するか。突きつめて考えようとすると、あふれる言葉(考え)を文章にするということはむずかしいものだと改めて感じている。

不妊治療や流産のことを書きたいという思いと、そこに向き合うのがつらいという思いのどちらもある。のんきな記事と重たい記事の間にあるギャップこそが、これから治療をどうしようか悩んでいる私の葛藤を表していると思う。

仕事が1月からまた長期休暇に入る。その間、また体外受精に進むべきか悩んでいる。
子どもを持つことに関する話は、しばらく夫とはしていない。厳重にふたを閉じて、何なら部屋の隅に追いやったパンドラの箱をまた開けたら、今せっかく落ち着いている私たち夫婦はどうなってしまうんだろう。

こうやっていろいろ考えて悩むこと自体が、子どもをあきらめていく過程なのだろうかとすら思う。

先日、体外受精からの出産経験のある元同僚と久しぶりに会えた。
流産のことを話したら、彼女は一回目の体外受精で着床しなくてすごく悲しかったことをはじめて話してくれた。すごく気持ちを受け止めてくれて、まるでピアカウンセリングを受けているようだった。
「(着床しなかった)経験はない方がよかったけど、それがあったからこうやってさんぽさんの気持ちを想像することができる。だから、それはそれでよかったのかもしれない」と、じっくり一つひとつの言葉を確かめながら話してくれた。
そんなつもりはなかったのにまた泣いてしまった。すばらしい人に会えてよかった。


心のふるさとにも行けた。
そういえば妊娠判定日、うれしくて夫とここでクレープを食べたっけ。


やれやれ。
とりあえず今は、心地よく過ごしたいから家を整えることを少しずつがんばっている。今日の朝食も、ちょっと素敵に二人分作った(普通)。

ダッチオーブン(のスキレット側)で焼いたフレンチトースト。
夫にはグリルで丸こげになったクロワッサンも。


それから今は、大好きなクリスマスシーズンを心ゆくまで楽しみたい!
私はクリスマスの音楽やゴスペルが大好きで、昨日からずっと聴いている。
どれも、悲しみを乗り越えた先にある大きな喜びに満ちているように聴こえる。だから好きなのかもしれない。
いろいろと飾りつけもした。絵本も出してきた。

羊毛フェルトの人形の大きさ、そして多さよ。
安いツリーは重さに耐えきれず、アクリルのティッシュケースが支えている


クリスマスが近づくと毎日読みたくなるダヤンの絵本と、冬の絵本たち。
どれもやさしい絵が心をあたためてくれる


数年前、かぎばり編みキットで作ったサンタさん。今年は手つかずのツリーを編みたい


今日も引き続き中途半端だけど、毎日ささいな喜びを味わいながらがんばって生きていることを残す日記のようなものであった。



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