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舞華のいなくなった夏 第42話 新婚旅行(2)

舞華のいなくなった夏 第42話 新婚旅行(2)

飛行機から降りたあと、タクシーを使ってホテルに到着した。ちなみに運転手さんとは顔見知りだ。というのも唯花の父親がこのホテルのオーナーをしているからである。

つまりは唯花の親父さんの持ち物ということだ。……いやまあ、別に悪いことをしているわけではないし、そもそも唯花のお父さんは良い人なので、その点は問題ないんだけどな。

ちなみにこのホテルはいわゆるラグジュアリー系に分類される高級リゾートホテルであり、部屋の広さもさることながら内装にもこだわりが見られる。
例えばベッド一つをとってみても、天蓋付きのキングサイズが用意されているし、備え付けの冷蔵庫の中にはシャンパンが入っている。

他にもテレビなどの家電製品も最新型のものが揃えられており、室内に備え付けられたシャワールームはガラス張りで丸見えになっているという豪華仕様だ。……うん、まあなんというか凄いなこれ。

もちろん俺としても嬉しい気持ちはあるのだが、少しばかり戸惑いの方が勝っている。……だってこういうのって普通、もっと新婚旅行っぽい雰囲気の場所を選ぶもんじゃないのか?
 
それなのに唯花が選んだのが沖縄って……。まあ、唯花らしいと言えばらしいが。

しかし当の本人はというと、とても上機嫌だ。今も鼻歌交じりに部屋の中を見て回っている。ちなみに俺の荷物は既に運び込まれているため、今は唯花だけが自由に動き回っていた。

ふむ、そろそろいいか。
俺は唯花に声をかけることにした。
目的は唯花にプレゼントを渡す為である。
実は事前に用意しておいたのだ。
さすがにいきなり指輪というのは重い気がしたので、ネックレスにしてみた。

俺は早速、唯花の首にかけてやることにする。
すると唯花は驚いたように目を丸くした。……おっと、どうやらサプライズ成功のようだ。

唯花は嬉しそうに微笑み、ぎゅっと抱きついてくる。
そして俺を見上げながら問いかけてきた。
「ねえ、どうして今日はこんなに優しいの?」

まあ当然の疑問だろうな。
普段はあまり優しくないと自分でも思っているし。でも今回に関しては唯花の希望に応えてあげたかっただけだ。それに唯花だって普段から割と我を通している部分があるんだ。たまには俺だって唯花に甘い日があってもいいと思う。

そう答えると唯花はさらに強く抱きしめてくる。そして幸せそうな表情を浮かべて言った。
「翔太大好きっ!」

どうやら喜んでくれたらしい。……よしよし、頑張って用意した甲斐があったってもんだぜ。
 

その後、俺は唯花と一緒に夕食を食べた。
料理はバイキング形式になっており、和洋中の様々なメニューが用意されており、どれも非常に美味しかった。唯花は終始ご満悦の様子だったが、特に気に入ったものがあったらしく、その度に嬉しそうに報告してくれた。

デザート類も充実しており、ケーキはもちろんのこと、アイスにゼリー、プリンにクッキーといったスイーツが盛り沢山だった。
 
そして食事を終えた後は二人で風呂に入ることにした。さすがは高級ホテルのスイートルームだけあって浴室も広々としていて、二人で入っても全然窮屈さを感じない。

しかもジャグジー付きときているのだから驚きだ。そんなわけで俺たちは一緒に入浴することにした。ちなみに一緒に入った理由は唯花の一言だ。
「せっかくだし広いお風呂を楽しもうよ」
 
いやね、最初は別々に入ろうと思っていたんだよ? だけどさ、唯花がどうしてもと言うのなら仕方がない。

そういうことなので、俺は唯花の要望に応えるべく、今こうして二人並んで湯船に浸かっているのである。うーん、やっぱり落ち着かないぞ、この状況。なんというか心臓の鼓動が激しくてヤバイ。

隣にいる唯花にも聞こえてしまいそうだ。しかし、よく考えたらこれってかなりマズくないか? だって身体を洗ったりする時はどうすんだ? まさかずっとこのままというわけではないだろうし。

って、おい! 何考えているんだ、俺!? バカなのか? アホなのか? この思考回路こそまさに童貞丸出しじゃないか!

「ふう」

俺は一度大きく息を吐き冷静さを取り戻そうとした。
うん、ダメだ! 全然落ち着いてくれない!! い、いかん。これは本格的にまずい。なんとか打開策を考えなければ。

だが焦れば焦るほど頭の中は真っ白になっていき、思考力が低下していく。ああ、もうっ。こうなったら一刻も早く上がるしかないな。よし、そうと決まれば早速行動あるのみ――
と思ったのだが、そこで思わぬアクシデントが発生した。



続く____


<編集後記>

ミステリー小説のようなイメージで、AIのべりすとにテキストを生成してもらいました。

ところが、どうしたことか、途中からミステリー小説とはかけ離れたストーリーを展開するようになってしまいました。

今後、どうなっていくのかまったく見当がつきません。
軌道修正が必要になるかもしれません。


第37話からAIのべりすとが生成したテキストに手を加えました。
単調な話が続いていたので、ストーリー展開を変化させようとしたのです。
ストーリーのテンポが遅かったと感じていました。

具体的には、
1 時計の針を進めて、数年後の設定にした。
2 唯花と翔太が結婚するという設定にした。

こうしたことで、ストーリーは急展開し始めました。


AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ

2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。

20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。

使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。

テキストが途切れたり、辻褄が合わなくなることがあるので、その際には加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。

適宜、「2. セリフ  台詞を優先」 にしたり、 「3. ナラティブ  地の文を優先」 にします。 各話が単調にならないようにするためです。

使用したAI

AIのべりすと



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