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舞華のいなくなった夏 第55話 一通の手紙

舞華のいなくなった夏 第55話 一通の手紙



拝啓、永瀬翔太様。
突然このような手紙を送られて戸惑われていることでしょう。
ですが、どうしても伝えなければならないことがあるのです。
私は今から5年前、あなた様に告白しました。
しかし、振られてしまいました。
理由は私がアイドルだからということです。確かにその通りかもしれません。

私だって、普通の女の子なら良かったと思っています。
普通に恋をして、普通に付き合って、普通に結婚できたらどんなに幸せだったことか。
でも、仕方ありません。それが現実なんです。

それに、今の私はこう思っております。
もしあの時に戻れるとしても、やっぱり同じ選択をするだろうと。
なぜそう思うのかって? そんなの決まっています。
あの時の私は、本気であなたのことを好きになっていたからです。
あの時、初めて会った時からずっと好きでした。
一目惚れだったんです。
最初はただ憧れているだけだったのに、いつの間にか本気になっていました。
それからは毎日のように、翔太くんのことばかり考えるようになっていきました。

仕事中も、翔太くんの顔が頭から離れなくなって。
マネージャーやスタッフの人に心配されるほどボーッとしていることもありました。

そしてある日、ついにやってしまったんです。
撮影中に怪我をしてしまいました。幸いにも軽傷で済みましたが、その時の私の心境は穏やかではありませんでした。

こんなんじゃダメだ。このままだといつか取り返しのつかないことになるかもしれない。
そう思って、決心しました。
引退しようと。
事務所の社長に相談すると、快く了承してくれました。
それからは早かったです。
すぐに退所手続きを進めて、あっという間に全てのことが終わりました。

もう後戻りはできない。そう思いながら家に帰ると、そこには翔太くんの姿がありました。
驚きと同時に嬉しさが込み上げてきて、思わず泣いてしまいました。
だけどそこで、疑問が生まれてきます。

どうしてここにいるんだろう? どうやって住所を知ったんだろう?まさかストーカー? 怖くなりました。
警察に通報しようかとも考えました。
けれどできなかった。

なぜかって? 翔太くんが好きだったからです。
ここで逃げたら二度と会えない気がして。
だから勇気を出して訊いてみることにしてみたんです。
どうしているの?

翔太くんは少し間を置いて答えてくれました。
お前に会いに来たんだよ。
正直言って意味がわからなかったです。
でも、不思議と嫌な感じはしませんでした。
むしろ、期待すらしていました。

もしかしたら彼も自分と同じ気持ちなんじゃないかって。
「ねえ、どうして会いに来てくれたの?」

彼は真剣な表情で言いました。
「好きだからだ」

その瞬間、心臓が高鳴りました。

「おまえが好きだ」
しかし、彼が私に求めていたことと、私が彼に望んでいたこととは違っていました。

「ありがとう。すごく嬉しいよ。でもごめんなさい。私はあなたとは付き合えません」
「どういうことだ!?」
「実はね、もう心に決めた人がいるの」
「それってもしかして……?」
「うん、お察しの通りだよ」
「そっか。わかったよ」
「本当にごめんね」
「いや、謝らないでくれ。俺の方こそ悪かったな。急に押しかけて迷惑かけた。じゃあな」
「うん。さようなら」


決断しなければならないことがあります。
それは...…自分が元アイドルであることを忘れるということ。
アイドルを辞めた以上、私は普通の女の子として生きていくことになります。

だから私は翔太くんにお願いをすることに決めました。
「ねえ、翔太くん」
「なんだ」
「私の恋人のフリをしてほしいの!」
「えっ?」
「ほらっ、私たちがラブラブだってアピールすれば周りの人達に変に思われないかなーと思って!」
「あー、そういうことか。まあ別にいいけど」
「ホントに!?」
「ああ。それでいつから始めるんだ?」
「今からでもいい!?」
「今からかよ。まあいいか」
「じゃあさっそく行こ!」 

そして私達は手を繋いで歩き出します。
「ねえ、翔太くん」
「んっ、なんだよ」
「これからもよろしくね!」
「おう、こちらこそだ」
「ふふっ、大好きだよ翔太くん」
「ば、バカ野郎。こんなところで言うんじゃねぇ。恥ずかしいだろが」
「顔赤いよ?」
「うるせぇ、夕日のせいに決まってるだろうが」。
「照れてるところも可愛いよ」
「もう勘弁してくれ」
「ふふっ、嫌で〜す」
「ったく、調子に乗りやがって」
「えへへ」
「はぁ、仕方ねえな」 

そんなふうに付き合ってきましたね。
だけど、結局私たちはずっと恋人のフリを続けることができなくなりましたね。別れることになりました。とっても悲しかった。
辛かった。苦しかった。なんでこんなことになっちゃたんだろうと何度も思いました。だけど後悔はしていません。

あの時、告白して良かったと思っているからです。
ただ一つだけ心残りがあるとすれば、あなたの本音を聞くことができなかったことです。

本当は私のことをどう思っているのか。
それを聞けなかったのはとても残念です。

もし仮にもう一度やり直せるとしたなら、今度は絶対に聞き出してみせるつもりでいます。

その時が来るまで、どうか待っていてくださいね。

大好きな翔太くん。 

敬具 

美月

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続く___


<編集後記>

最初の「夢の中」(シーズン1と仮に命名)は299話で話が中断してしまいました。AIのべりすとが意味不明のテキストを出力し続けたためです。

2023年1月3日にプレミアム会員「ボイジャー会員」に登録したことを機に、過去に遡って再度AIのべりすとにテキストを生成させてみました。

AIのべりすとによる一貫したテキスト生成がいつまで続くかは定かではありませんが、続く限り継続していきます。

言い換えれば、意味不明なテキストを生成し始めた場合には、一旦中断し、再度遡りテキストを生成させるか、新たな小説に挑戦するか決定します。


🔴お知らせ


2022/11/19 23:00頃に突然AIのべりすとのサイトに接続できなくなりました。
しばらく様子を見ることにしました。
20分程経った後、AIのべりすとのサイトに接続できました。
よく見ましたら、言語モデルがバージョンアップしていました。
使用中の言語モデル: とりんさま6.8B beta V2  とりんさま7.3B V3
2022/11/19 23:25頃

接続が切れた時、もうこれで終わりかと一瞬思いました。

AIのべりすとが旧言語モデル(とりんさま6.8B beta V2)でテキストを生成していた時、バージョンアップが行われたため接続できなくなったことが分かりました。

言語モデルは (とりんさま7.3B V3) から とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)に変更しました。


✅「AIのべりすと」の設定


「AIのべりすと」の言語モデルは下記のものです。
2023年1月3日にプレミアム会員の1つの「ボイジャー会員」(970円+税/月)に登録しました。
プレミアム会員の詳細については「AIのべりすと プレミアム」をご覧ください。

使用中の言語モデル: とりんさま7.3B V3(2022/11/19 バージョンアップ) → とりんさま7.3B V5 (3WAY)(2023/01/03)

このモデルを使い、テキストを生成してもらうのですが、3種類の設定のどれかを選ぶとあとは自動的に生成します。文章が途切れることがあるので加筆修正が必要です

1. デフォルト  AIに好きに書かせます
2. セリフ    台詞を優先
3. ナラティブ  地の文を優先

この3つの設定の中から一つを選び、AIにテキストを生成させます。
設定を変更することは任意です。

いつでも変更はできますが、ストーリーがつながらなくなる恐れがあります。その際には、修正が必要になります。
「2. セリフ  台詞を優先」から
「3. ナラティブ  地の文を優先」に変更しました。

✅文章を単調化させないために、2023年2月17日から「2. セリフ  台詞を優先」と「3. ナラティブ  地の文を優先」を併用することにしました。

⭐解説がやたらに長く、いつ終わるのかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの長い解説の後で、「本編」に戻るというくだりがあるので、これからさらに長いストーリーが続くことになりそうです。
登場人物が多く、解説を読んでも人間関係がなかなか頭に入ってきません。
まあ、AIのべりすとが生成したテキストですので、大目に見てやってください。

使用したAI

AIのべりすと



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⭐回想録


⭐マガジン (2023.04.12現在)




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