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今週の note (5243) の株価推移 (2023/03/27~03/31) Vol.015

今週の note (5243) はどんな動きをしたのか?

✅今週は、月末と同時に年度末の週でした。

続落する日が多い週でした。上値が重く、終値ベースで800円に届きませんでした。

材料がなかったということです。
来週から新年度に入りますから、IR(企業が株主や投資家向けに経営状態や財務状況、業績の実績、今後の見通しなどを広報するための活動)を活発にしていくことを期待しています。

IRは、良い情報でも悪い情報でも公表することが上場企業の義務です。


✅私のスタンス

私のスタンスを明確にしておきます。

私は評論家でもアナリストでもありません。一個人投資家に過ぎません。
ですから実際に投資をしリスクを負っています。

ただし、ポジショントーク(自らのポジションに対して利益が出て欲しい、といった願望を含んだ発言)にならないように十分に注意します。

つまり、良いことも悪いことも分かっている場合には明らかにするという意味です。


【03月27日~03月31日の note (5243)のデータ】

🔷今週の note(5243)は 655 ~ 739 円(終値ベース)で推移しました。


⭐出所: KABUTAN



5分足・日足・週足チャートを掲載します。2022/12/21の上場から3カ月経過しました。
今回から、5分足・日足・週足・月足チャートの一覧を最初にご覧いただきます。短期・中期・長期の株価トレンドがひと目で分かると思います。

2023/03/31 note (5243) のチャート SBI証券のアプリから


2023/03/31 note (5243) の5分足チャート SBI証券のアプリから


2023/03/24 note (5243) の日足チャート SBI証券のアプリから


2023/03/31 note (5243) の週足チャート SBI証券のアプリから


2023/03/31 note (5243) の月足チャート SBI証券のアプリから


🔶日足・週足・月足チャートを見ると、上値が重いことはひと目で理解できますね。

特に、月足チャートで上ヒゲが長く伸びていることで、一時的に高値になってもその後に下落していることが見て取れます。


🔷03月31日の note(5243)のデータ

終値      698 円
前日比     -41 円   -5.55 %
出来高     824,100
売買代金   583,926 千円

*データはマネックス証券の「売買代金」から拝借しました。

⭐出所: マネックス証券
https://www.monex.co.jp/


<03月27日~03月31日の終値ベース>

高値(03/30)  739 円
安値(03/29)  681 円

🔴高安 58 円のレンジでの値動きでした。

*データは「株探」から拝借しました。

⭐出所: 株探



🔷先週は、800円半ば(終値)まで上昇しましたが、今週は一転して下落しました。700円を割り込みました。

来週は、800円台に再チャレンジの週となります。


🔷ニュースを見てみましょう。

セレンディップ・ホールディングス---ツクルバ、noteらと合計31社で「IRマガジン」創刊

セレンディップ・ホールディングス<7318>は23日、ツクルバ<2978>、note<5243>が中心となって立ち上げた「IRマガジン」企画に参画し、合計31社の上場企業と共にIRマガジンを創刊したことを発表。

これにより、IRマガジン参加企業は、他の企業に関心を持つ投資家を含めて、より多くの投資家にIR記事を届ける事が可能になる。

同社は、今後も、IRマガジンを含めた「noteでIR」の活用等の積極的なIR活動により、投資家とのIRコミュニケーションの向上を行っていく。

             出所  株探  2023年03月27日11時51分 フィスコ       
                
    

          



✅株価が上昇しない理由(再掲)と上昇する理由

株価が上昇しない理由
●赤字決算であること
●好材料が乏しいこと
●地合いが良くないこと
●IR(株主に対する広報活動)が少ないこと

上昇する理由
好材料が明らかになること
多くの投資家に支持され、買いが買いを呼ぶ状況になること


🔴今後、さらにIRをもう少し積極的に行なっていくことが欠かせないと考えています。(再掲)

1件だけの情報開示(第1弾)では一時的に上昇しても、その後は反落するか横ばいになるからです。好材料が出てもだいたい2~3日で収束に向かいます。

よほど大きな株価材料(例えば大型M&A案件が明らかになり、売上・利益の大幅な貢献が見込まれるケース)が出なければ、株価のしばらくの上昇は見込めません。

第2弾、第3弾の材料を素早く提供することが欠かせません。

打ち上げ花火をイメージして頂くと、理解しやすいかもしれません。
1本打ち上げた後に2本、3本、4本・・・と連続して打ち上げれば花火を鑑賞している人たちの目を釘付けにすることができますね。

ところが、1本打ち上げた後で、トラブルがあって2本目、3本目がすぐに打ち上げられない場合、盛り上がっていた場の雰囲気が萎んでしまいますね。

それと同じようなものです。



時価総額    105 億円
発行株式数  15,019,700 株
52週高値    927 円 (2023/03/07)
昨年来高値    927 円 (2023/03/07)
52週安値    401 円 (2023/01/04) 
昨年来安値    401 円 (2023/01/04)

   (2023/03/31 現在)
*データは「株探」から拝借しました。


🔴上場した12月21日の初値は 521円でした。公開価格 340 円と比較すると 181 円高でした(参考データ)。

初日のデータ
高値     561 円
安値     421 円
終値     439 円


🔴3月31日の騰落率は前日比 -5.55 % でした。
今週は、前日比で下落・下落・下落・上昇・下落となりました。
星取表は⚫⚫⚫⚪⚫です。


IPO(新規株式公開)銘柄は、上場から3ヵ月は株価の推移、株価材料(上昇・下降の要因)、テーマ性等を考慮することが重要とされています。

その3ヵ月間で、今後の株価が上向くのか、下向くのかがある程度予想できるということです。

あくまで、限定された期間での話ですので、突発的に好材料(例:黒字転換)あるいは悪材料(例:業績の悪化)がIR(投資家のための広報活動、つまり情報公開)で公表されると株価は大きく上下に変動します。

来週はどうなるでしょうか?


🔷アナリストの利益予想 (再掲)


           会社予想   コンセンサス(対会社予想)
営業利益 2022/11    -855       -860  -0.6%
営業利益 2023/11     -        -230   -
経常利益 2022/11    -869       -870  -0.1%
経常利益 2023/11     -        -220   -
  

⭐出所: マネックス証券

2023年11月期も赤字予想ですが、前年同期比では大幅に改善されそうです。


✅2022年11月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) <次期決算期まで固定>

2022年11月期 決算短信をお知らせします(PDF)。

2022年11月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) 2023年1月16日

主要な部分に触れますと下記の通りです(上記PDFのデータを編集)。

           2022年11月期     2021年11月期
売上高(百万円)     2,317         1,884
営業利益(百万円)   △732         △456
経常利益(百万円)   △742         △433
当期純利益(百万円)  △756         △436
1株当たり当期純利益  △53.11         △31.96          
  (円 銭)  

一言で言えば、増収減益です。
それでもトップライン(売上高)が対前期で 23.0 % 伸びています。
今後も売上高の増加が見込めそうですので、ボトムライン(当期純損益)は改善されていくでしょう。


✅note (5243) の株価が上昇するには、好材料が不可欠です。今後も好材料が出れば上昇が期待できます。

海外展開だけでなく、赤字を脱却し、好決算が続く見込みになれば、買い手が増加していくでしょう。

日本経済新聞社やテレビ東京HDも note (5243) の大株主なので、これらのメディアを利活用して投資家に向けて情報を発信していくことが求められます。

✅日経ビジネス(2023.03.20号)の特集記事「ChatGPT 破壊と創造」にnoteに関する記事が掲載されました。

複数箇所にかなりの紙面を割いて記述されています。その一部を抜粋しました。



🔴日経平均は3月24日の終値 27,385.25 円と3月31日の終値 28,041.48 円を比較すると、656.23 円の大幅上昇でした。
節目である 28,000 円台に到達しました。
来週は 28,500 円を試す時機があるでしょう。

3月31日の終値は以下のとおりです。
日経平均  28,041.48 円  前日比   +258.55 円  +0.93 %
TOPIX    2,003.50   前日比    
+20.18    +1.02 %

日経平均
52週高値  (2022/08/17) 29,222.77 円
昨年来高値  (2022/01/05) 29,388.16 円
52週安値  (2022/06/20) 25,520.23 円
昨年来安値  (2022/03/09) 24,681.74 円

⭐出所: 株探 日経平均     


市場関係者の中には、年後半から日本株が上昇すると考える人たちが多いですが、本決算の業績次第では年前半から上昇する可能性も十分考えられます。

日本企業の多くは、本決算期が3月末です。つまり、好決算企業が多く出れば市場全体に好影響を与え、日本株は上昇トレンドを描くことになります。

45日ルールがあり、「決算期末日から45日以内に決算書を開示」しなくてはなりません。つまり、5月15日までに開示しなければならないということになります。

期日までに決算書を開示できない企業は投資家からの信認を失い、大きく売られます。つまり、株価が大幅下落することになります。


日経平均の3月27日から3月31日までの星取表は
⚪⚪⚪⚫⚪
となりました。

先週は節目の28,000 円に一度も届かず、27,000円台のボックス圏での動きに終始しました。

今週は3/30に100.85円下落しましたが、3/29(+365.53円 +1.3%)と3/31(+258.55円 +0.93%)に大幅上昇したことが大きかったですね。28,000円台をキープできた要因です。

来週は28,500円台を試す場面があるか、それとも28,000円を割るかという場面があるでしょう。

30,000 円まではまだ先のことのように見えますが、意外に早く到達するかもしれません。企業業績次第です。

32,000 円に達するという強気なアナリストもいます。

気が早すぎますが、年末の日経平均株価はいくらになるでしょうか?


🔷編集後記

今週の note (5243) は週初からずっと下落が続き、上値が重い展開でした。
週足・月足チャートを見ると、上ヒゲが長く、上昇しにくいことが分かります。

ただし、今後も荒波に揉まれながら成長していくと期待しています。
長期目線で考える必要があります。

営業損益も経常損益も赤字が続きますが、将来への投資を先行させていますので、近い将来、黒字化するでしょう。

2023年は早くも3月中旬となり、桜の開花したところもあります。
気温の上昇に伴い、note (5243) の株価の上昇も期待したいですね!

2023月11月期は2022年11月期に比べ赤字が大幅に減少しますので、このまま推移すれば数年で黒字化する可能性が高いと思われます。

⭐あなたも note のクリエイターとしてだけでなく、note (5243) の株主になって応援してみませんか?


🔴2023年1月3日に株探プレミアム会員に登録しました。

無料の株探会員でも使い勝手はかなり良かったです。

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