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SEOコンサルタント = SEO + コンサルタント

SEOコンサルタントは、SEO(SEO担当者)とコンサルタントの二面性がある職種です。

SEOの専門性が高いだけでもダメですし、課題解決力などのコンサルティング能力だけが高くてもダメです。

SEOの専門性も高く、コンサルティングの能力も高いことが求められます。

SEOを通して成果を出すのが仕事であり、SEOについて成果の出ないアドバイスをするだけの仕事ではありません。

世の中のSEOコンサルタントの中には、SEOの専門性が高いタイプと、コンサルティング力が強いタイプの2種類がいます。中には、両方とも高いレベルを持つスーパースターみたいな人もいます。

自戒になりますが、SEOコンサルタントと名乗るからには、SEOに詳しいだけでは全く必要十分条件を満たしておらず、高いコンサルティング能力も必須です。

"コンサルタント" の側面にもプライドを持って、成果を出すためにプロフェッショナルとして仕事を進めるべきです。

Harvard Business Reviewに書かれていたマクロミルグループの話が参考になりました。

 マーケティング上の課題において、熟練のマーケターは、その経験値から、公式を持っていて、こうすべきという解決策が確度高く見えています。

 しかしその一方で、答えが見えていても、物事を動かすには予算管理や、上役の説得、社内外の関係者へ協力を取りつけるなどの調整も求められます。そのような役割は、コンサルタントの得意領域の一つです。つまり、エイトハンドレッドは、市場に多くいる優秀なマーケターを積極的に採用し、彼らを活かすことができる優秀なコンサルタントを見極めて採用することで、「熟練のマーケター」×「優秀なコンサルタント」のタッグでクライアントの課題を支援しているのです。

SEOの業界は、職人色が強く、専門性が突出して高い人が多い業界です。ただ、専門性が高ければ成果が出るのかというと全くそんなことはありません。

SEOコンサルティングを5年近く行ってきましたが、むしろコンサルティング能力が高い方がよっぽど成果が出るすら思っています。

下記のnoteにも書きましたが、SEOの難易度は非常に高くなってきていたり、かつてほど「秘伝のタレ」のような特定の誰かだけが知ってるファクトや施策はなくなりました。

情報の非対称性がなくなったいま、SEOの専門性を活かしつつも、正しく課題設定ができ、それを解決するための道筋が描ける能力の方が大切だと思います。

要は、SEO <<< コンサルティングの能力にどんどんなってきています。

逆にこの状況は、SEOコンサルタントにとっては今後のキャリアを描く上で非常に大きなチャンスです。

SEOを題材にしながら、コンサルティング能力を磨き込み続けることで、次のキャリアが描きやすくなります。

コンサルティングの能力はビジネス世界の中でもっともつぶしが効くかつ重宝されるポータブルスキルでもあるはずです。

それを磨くためにいきなり戦略コンサルのファームに入るのは難しかったとしても、SEOの専門性を軸足に、SEOコンサルタントとしてのキャリアを歩むことで、コンサルティング能力を磨き込むことができるでしょう。

SEOコンサルタントは、SEO + コンサルタントとして、SEOだけでなく、コンサルティングの能力にもプライドを持って働いていくべきです。

プライドを持って働いていきましょう(自戒)

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