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社会性とビジネスの両立について②

まいど、株式会社TAKESUMIの代表取締役社長の小松です。

当社では、「竹害」から日本の里山を守るため、ソーシャルビジネスとして、日本の最高級の竹炭を用いたD2Cブランド・竹炭インテリア「TAKESUMI」を展開する竹炭インテリア事業を行っています。

前回に続き、社会性とビジネスの両立についてと題して、キーワードをいくつかご紹介させていただきたいと考えています。

第2回目の今回は、CSRについてご紹介をしたいと思います。

2.CSR(シー・エス・アール)

CSR(企業の社会的責任)とは、Corporate Social Responsibilityの略称です。

企業が自社の利益のみを追求するだけではなく、全てのステークホルダー(消費者や投資家に加え社会全体などの利害関係者)を視野に経済・環境・社会など幅広い分野での社会全体のニーズの変化をとらえ、それらをいち早く価値創造や市場創造に結び付けることによって、企業の競争力強化や持続的発展とともに経済全体の活性化やより良い社会づくりを目指す自発的な取り組みのことを言います。

(1)企業の事例

・任天堂

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・ニコン

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(2)CSRとソーシャルビジネスの違いは?

CSRが「企業が利益を追求するために、社会問題を解決する」ことであるならば、ソーシャルビジネスは「社会問題を解決するために、企業というシステムを利用し利益を上げる」ということになります。

大企業の多くのCSRは、大きな利益を上げる本業があって、社会課題「にも」目を向け始めたという経緯があります。そのため、各社の取組みはブランディングに留まる会社もまだ多く、本来の定義である本業の強化につながるCSRはまだまだ少ないと言わざるを得ません。

それに対して、ソーシャルビジネスは、社会活動を解決するためにビジネスをするということですので、より直接的に社会課題にアプローチする取組みです。

但し、企業の商業活動や公的セクターによるサポートを持ってしても解決できないものが社会課題です。それは、例えば、社会制度の隙間にはまってしまった問題もありますし、昔から連綿と続くこんがらがった問題もあります。

そのため、ソーシャルビジネスの多くは、対象となるビジネスの市場規模が小さいものも多く、現実的には「企業というシステム」を最大限利用できていないこともあろうかと思います。



<ご紹介>
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