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祟る土地、居座る霊――加藤一『「忌」怖い話 小祥忌』5/28発売!

昭和40年代、高島平団地で起きた住民の連続死の真相。

「超」怖い話4代目編著者としてお馴染みの加藤一が1冊丸ごと書き下ろす年に一度のひとり怪談!

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あらすじ

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「春のスキーリゾート」
岐阜県の有名なスキーリゾート。春のゲレンデ開放にピクニックに行った男女は、ゲレンデにスキーで死亡事故があったとおぼしき供花を見つける。少し離れたところでお弁当を広げたものの、その直後にとんでもないことが…

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「漁師の家」
ホタテ漁を営む秋津さんの家は戦後に建てられた古い木造家屋。ある夜、一人の漁師が勝手に家に上がり込んできた。漁の最中、海に落ちてからの記憶がないと男は言うのだが…

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「出る出る言う場所」
ここだけはガチだという地元で有名な廃病院に肝試しに行った男女。1階の霊安室と思しき部屋を開けようとした時、奇妙な抵抗を感じる。むりやり力で押し開けた途端、足元に落ちたものは…

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「河原より来たりて」
仲間と河原へデイキャンプに行った妹。だが帰ってきてからおかしい。ぐったりと寝ているのを心配して様子を見に行った姉は、ベッドの下に異様なものを見つける…。

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「森の匂い」
山形に帰省した帰り、蔵王の足湯に立ち寄った夫婦。山道を車で下りていると、窓を閉め切っているにもかかわらず、車内に強烈な森の匂いが漂いだす。さらに帰宅して家のドアを開けると…

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「困ったときは」
会社指定の定宿である出張先のビジネスホテル。3泊の予定だが、初日の真夜中、衣擦れの音と延々と続く水音に悩まされる。隣室に泊っている同僚は覚えがないというのだが…

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「団地」
昭和40年代、高島平の板橋清掃工場脇の団地で起きた住民の連続死。病気、事故と死因は様々であったが、その忌まわしき連鎖にはある因縁が絡んでいて… 

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「占いと猫」
トランプ占いが得意な少女。ただ欧州の流浪の民の間に伝わる禁術のトランプ占いだけは手を出さなかった。ある日、従兄弟の頼みを断れず、禁術の占いを行ってしまっう。その恐ろしき代償とは…

他、恐怖から不思議まで万華鏡の如く魅せる珠玉の全33話収録!

★収録の1話「そうに決まってる。そう決めた」が朗読でお楽しみいただけます!

著者紹介

加藤一 Hajime Kato
1967年静岡県生まれ。O型。獅子座。人気実話怪談シリーズ『「超」怖い話』4代目編著者として、冬版を担当。また新人発掘を目的とした実話怪談コンテスト「超-1」を企画主宰、そこから生まれた新レーベル『恐怖箱』シリーズの箱詰め職人(編者)としても活躍中。主な著作に『「弩」怖い話ベストセレクション 薄葬』、『「忌」怖い話』、『「超」怖い話』、『「極」怖い話』の各シリーズ(以上、竹書房)、『怪異伝説ダレカラキイタ』シリーズ(あかね書房)など。


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