見出し画像

【番外編】「やりたいことをやる」は、「やりたいことだけをやる」とは違う。

銀行の待ち時間が暇で色々考え事していたのですが、急に自分が北海道にいることが面白くなってきて笑

高専までは地元兵庫県にいて、千葉大学を志望したのは入りたい研究室があった(教わりたい教授がいた)から。住環境におけるコミュニティに興味があって地元を出ました。
その研究室で取り組んでいる研究が主にマンション系。自分はコミュニティに興味はあったけど、修士論文は本当に自分がやりたいことをやりたいと思い、Iターン移住に関する研究をすることにしました。移住って聞いたらなんだか楽しそうだけど行く側も受け入れる側も相当な覚悟が必要で、そこには面白い制度やコミュニティがあるんじゃないかなと思いました。要はデータを分析するだけじゃなくて、どんな人が移住したり、どんな自治体がたくさん移住者を受け入れたりしてるのか『直接会って』知りたかったんです。

研究室はもちろんサポートしてくれますが、前例がない分、十分なサポートは受けられないのは覚悟の上。それでも調査がなかなか捗らない時は焦ったり不安になったりしました。その分他の教授にも教えを乞うたり、人一倍情報収集したつもりです。自腹を切って東北や四国、山陰の方まで調査にも行きました。ご協力頂いた移住者の方は本当にパワフルで。18時くらいにお邪魔したご夫婦の家ではご飯までご馳走になり、大体ヒアリング自体は1時間だけど22時までずっと話し込んでしまったこともあったな。勇気を出して行ってみて良かったなと今でも思います。

画像2

↑当日素敵な宿を紹介してもらったり

画像2

↑初めてお会いしたのに沢山お野菜頂いたことも。


選択したなら全力でやる。それが部活でも、学校でも、会社でも。

前置きが長くなったけど、自分のやりたいことを仕事にしたり、理想の暮らしができれば最高。でもそれができる環境を選んだからってすぐにできるわけではない。自分の理想を実現するために北海道を選び、今の会社を選んだ。だから自分がその会社を選んだのであれば例え思い描いていた仕事と違っても「何か自分のためになるはず」と思って好奇心を持ってやる。色々な仕事を任されるのはありがたいことだしね。

多少のリスクはあっても死にはしないし、歳を取ればとるほど「あの時こうしてればな」って思うもの。ただ、残念ながらその渦中の時はそれに気づかない。それをやって意味があるのか、これとこれはどっちが効率いいだろう?と考える前にまずやる。「明日やろうは馬鹿野郎」だし、「どっちやろうも馬鹿野郎」だとつくづく思う。

何が言いたいかと言うと、まずは好き嫌いせずにとにかくやってみようってこと。

自分はこの会社を選んだんだから新人研修も建築の仕事も採用も経理も財務もとにかくやってみる。5年前は北海道で経理とか財務とかしてるとは思わなかったけど、多分いい方向に進んでるんだろなって。

そう、今の私は谷尻さんの本読んで色々感化されている。(またレビュー書こう、Fキャンの課題本にしてほしい)

ああ、そう、大学院の研究楽しかったしメンバー最高だったってことを思い出して書き始めたんだ。

#修士論文 #ヤマチユナイテッド
#北海道 #札幌
#Iターン #移住
#北海道はいいぞ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?