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うつ病おじさんのDIYひとり暮らし 養生編

さて、うつ病をきっかけにどうせなら自分の好きな場で暮らそうと決めた私。
セルフリノベーションOKの物件でDIYをし始めた。
前回は壁抜きをしたが、今回は塗装前の養生をしてみる。
前回までのあらすじはこちら。

養生は主にマスキングテープとマスカーを用いて行っていく。
塗装は壁と柱に施す予定なので、壁の隅っこにマスキングテープを貼っていく。

マスキングテープはこうやって隙間なく貼っていくより、


こんな感じで少し隙間をあけて貼っていくといいらしい。その方が塗装した後、きれいにみえるそうだ。
このピンク色の部分が、前の入居者が塗装した部分。写真の白い部分が天井部分。
今回はピンク色の上から青色を塗っていこうとしている。

養生は朝の9時半から始めて15時くらいまでかかった。
塗装において養生は最も大事な部分。養生を制するものが塗装を制すると言っても過言ではない。

健常な人ならこういう養生作業も楽しくやれるのかもしれないが、絶賛うつ病中の私には苦行でしかなかった。
なんせ作業中ずっと頭の中で「自分はこういう作業に向いてないなー」「絶対内装屋に入ったら怒鳴られるな」「そういえば次の就職どうしよう」とか考えていたからだ。

マスキングテープによる養生が終わると、次はマスカーを使って養生をしていく。マスカーとは布テープにビニールがひっついたような道具だ。テープを貼り付けてビニールを引っ張ると広い範囲を養生できる。
今回は床に塗料が飛び散らないように使ってみた。
ちなみに塗料は水性なので、多少飛び散ったところで濡れた雑巾で拭けば大丈夫だ。
私は業者ではない。あくまでDIYなのだから失敗したっていいや精神でやっていきたい。

養生が終わったので試しに塗料を塗ってみた。
藍染みたいな濃いブルーを想像して塗ってみたら、マジか!? 色が薄い。
完全なる水色っていうか空色。これじゃあ保育園である。
というわけで下地はこの青色で塗って、二度塗りの時に濃いブルーで塗ることにした。

しかしうつ病の人にDIYはキツいね。
箱庭療法的な効果があるかと思ったが、とてもそんなことはない。むしろ慣れない労働に体がぐったりである。

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