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⚔ ナGAMAサ奮戦記 ⚔ ~第61試合~(2023年10月11日)

(かつてシャムで活躍した山田長政に憧れて、インドシナ半島で日々奮戦するGAMAの紹介)

【記事累積:1775本目、連続投稿:752日目】
<探究対象…ヒキガエル、生物、心理、擬人化、パフォーマンス>

今日のテーマ「パントマイムの練習」
ある日、夜になってペタペタ・ヒタヒタと謎の音が聞こえてきました。怪奇現象かと思ってちょっとドキドキしましたが、部屋の中を見回すとその音の原因が分かりました。さてそれは一体何だったのでしょうか。【課題の設定】

去年住んでいたタイのアパートは、バンコクの中心部からかなり離れたところだったので、夜になるととても静かで虫の音もよく聞こえます。そんなある日の夜、虫の音とは別にペタペタ・ヒタヒタという感じの音が繰り返し聞こえてきたのです。【情報の収集】

音はどこから聞こえてくるのか気になったので、家の中を捜索すると居候のケージから音が聞こえてくることが分かりました。音の主はその中の一匹で、ケージの透明な壁を繰り返しペタペタ触っているのです。【情報の収集】

最初は両方の前足を交互に動かしているだけだったのですが、次第に後ろ足も使って壁をペタペタ触っています。ケージの中はけっして広くはないので、かなり暇だったのでしょう。その様子からパントマイムの真似事をして遊んでいるように見えました。しかしかなり長い時間、奴は飽きもせずパントマイムの動きを続けています。その姿からこれは「遊び」ではなく、「練習」をしている真剣さが伝わってきたのです。【整理・分析】

奴が住んでいるのはタイの首都であるバンコク都とはいえ、リリースされたあとすぐに働き先が見つかる保証はありません。そこで奴はストリートパフォーマンスで生計を立てていこうと考え、一生懸命パントマイムの練習をしていたのだと思います。人間社会では資格やスキルを身につけていた方が、それによって仕事が見つかる可能性が高まるので、早いうちから資格取得を考える学生が増えてきていますが、カエル社会も例外ではないのだと感じました。こうした地道な努力を重ね、一流のパフォーマーとして奴が活躍している姿を見るのが楽しみです。【まとめ・表現】

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