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エッセイ&脳内のおしゃべり

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せきららな思いをぶち込んだりする場所でごんす。
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記事一覧

倉庫の単発バイト

 先日久しぶりにとある倉庫へ単発バイトへ出向いた。  日頃動かせていない身体がいかに鈍っ…

大枝 岳志
1日前
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空中散歩

夢の中でよく見る光景というか、現象がある。 歩いてるうちに空中を蹴り上げてみるとそのまま…

大枝 岳志
3週間前
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死と夏

父の逝去から一年が経つ。 重たい湿気を帯びた熱を感じたり、蝉の声を聞くと自然と死を連想す…

大枝 岳志
1か月前
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駄菓子屋を作る

こんばんわ。 近頃小説の方はさっぱり更新しておりませんで、理由としては駄菓子屋を作ってい…

大枝 岳志
2か月前
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寂しい夕暮れが心地よい

高校を卒業後、就職らしい就職もせずにバンド活動に打ち込んでいた。 ブッキングは概ね平日の…

大枝 岳志
3か月前
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足を捻挫したよ、というおはなし

いくらか前になるけれど、ガッツリ足を捻挫してしまった。 澄み渡る青空が気持ちの良い、雨上…

大枝 岳志
3か月前
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底の街

 生まれてから間もない頃、おぼつかない足取りで手をついた場所に座り込んでみたら、そこから見る景色が自分にとっての「常識」になってしまった。  間違いようもなく、その場所が地の底だったことを知ったのは日頃から家庭内で家族に対し暴力を行う父を恨む母親の言葉だった。 「まったく、ブラックカイホ―ドウメイの癖に」  まだ幼かった私は、その言葉が一体どんな意味を指しているのか不明だった。  ただ何となく、「ブラックカイホ―ドウメイ」と聞こえた言葉の響きから正義のヒーローの邪魔をする

異常宅地

親が離婚した小学四年時、母と兄妹と共に当時住んでいた家を追い出されてまもなく、後の義父と…

大枝 岳志
5か月前
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原田宗典著「十九、二十」

この本と出会ったのは高校一年の夏、「ATOM」という地元の中古本屋でのことだった。 夏の…

大枝 岳志
5か月前
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殺して欲しいと願った日

数枚の小銭が重なる感触を何度も確かめ、駅の構内を歩き続ける。 早々とシャッターの下りた店…

大枝 岳志
5か月前
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春に想う

今年の桜は昨年より十三日も遅れて開花宣言がなされた。 東京の開花宣言は靖国神社の桜の木を…

大枝 岳志
5か月前
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最近泣いてしまったこと

先日、食材を宅配で届けてくれるサービスを検索しまくっていた。 初回だとトンでもない割引が…

大枝 岳志
5か月前
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多分日記 その一

毎日小説をこしらえてはいるが、何も思い浮かばずに文を打ってみても毒にも薬にもならない、た…

大枝 岳志
5か月前
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ネガティブとは、ある人にとっては常識

いつもオレっちのブログ読んでくれてありがトゥーリオ!! どうも!『たまけりセリアAチャンネル』でお馴染みの おちゃっぴー松岡で~~~す!! 本日も~  一球・蹴魂!! あれ? あっ、いっけねぇ!間違えました!! どうも、日本公衆お便所ウォッチの会代表兼底辺物騒作家の大枝です。 はい、ここから本題入ります。 昔からこんな風に言われてしまう人に、僕は何度か遭遇したことがある。 「〇〇君ってなんでそんなネガティブなの?」 僕に限らずこんな言葉を聞いた、掛けられた経験