見出し画像

機能しなかった前プレス ~プレミアリーグ マンチェスターC×チェルシー~

こんにちは!たけぽんたん(@takepontan)です!

今日はプレミアリーグ「マンチェスターC×チェルシー」の分析をしていきます!

~目次~
1、スタメン紹介
2、チェルシーの前プレスが機能しなかった理由
3、アグエロのいやらしいポジショニング
4、チェルシーはどうすればよかったのか?

1、スタメン紹介

スタメンはお互い4-1-2-3のシステムでした
マンチェスターCはダビドシルバとザネがスタメンではありませんでしたが、それでも高いレベルの試合をしました

2、チェルシーの前プレスが機能しなかった理由

チェルシーの前プレスの仕組みは以下の通りで、
①イグアインがCBにプレスSBにはWGがそれぞれつく
②イグアインが剥がされて、CBが持ち上がった場合には、CHがプレスに行く

この②のシーンでカンテがアグエロのパスコースを管理できずにパスを通されているシーンがありました
チェルシーのCBは出て行ってしまうと、デブライネorギュンドアンにつながれてスターリングに裏をとられてしまうため、前に出れません

前半6分のシーンです

カンテがプレスに行ったスペースをフェルナンジーニョに使われています。
この後、チェルシー陣地まで侵入されてアグエロの決定機に結びつきます
チェルシーの前プレスがうまくいかなかったのはこのスペースを、フェルナンジーニョや、アグエロが上手に使ってからだと思います。

3、アグエロのいやらしいポジショニング

この試合を通してアグエロのポジションは本当に巧みでした
チェルシーのCBは対応が常に後手になりました
相手の間のスペースに立つことでCBを惑わしたいました
簡単に表すと、下の図です

〇で囲まれたスペースを本当にうまく使っていました

前半34分のシーンです

審判の上にいるのがアグエロです
CBから縦パスが入れば一発で前を向いて、左のスターリングとフィニッシュまでもっていけそうですね
この試合の前半は特にアグエロのプレーだけでも見返す価値ありです!

4、チェルシーはどうすればよかったのか?

私が考えるのは
①IHはプレスに出ないでブロックを固める
②プレスのラインをゾーン2からに設定
③ラインは高めにして、中盤はコンパクトに
結果、前からのプレスはあきらめるです
正直ボールを奪えるイメージがわきません
GKの低弾道のロングキックもあるので、前からプレスしても一発で局面を変えられてしまいます
サッリの案はうまくハマらなかったゲームでした

今日はこの辺で!
ご意見・ご感想・拡散お願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?