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プライベートのパソコンが贅沢品と呼ばれる時代に、MacBookAirを買った

指先で「購入」を押したのは金曜の夜も遅くだった。

プライベートなパソコンを買うのは何年振りだろう。端末の目星をつけ、お店で実物を見て、買い方を考えて…。マーケティング&セールスに携わる仕事をしているが、顧客として何かを真剣に買うのは随分久しぶりの経験だった。今回は少しばかり買ったパソコンの話をしたい。

プライベートパソコンは贅沢品と言われる時代

「え、パソコン買うんですか?」と後輩の女の子から不思議そうに言われた。

今勤めている会社からノートパソコンは当然支給されているし、10台まで併有保有も許されている。そして壊しても何も言わずに新品交換してくれる。(セキュリティ上、紛失時のみ厳重処罰あり)。それに私用の大半は今やスマホでも事足りる。そんな環境からしてみると、プライベート用のパソコンは贅沢品だろう。

それでも、来年は訳あって飛行機に乗る時間や外泊する時間が多くなる。その時間を活かすため、能動的に作業できる端末が欲しくなった。

考えていなかったMacBookAir

さて、買うと決めたら端末選びだ。hpやVAIOにSurface、そしてThinkPadなどを眺めていた。慣れ親しんだWindowsを変えるつもりもなかった。それでも最終的にMacbookに決めた理由は、主に2つ。

iPhoneから写真・動画をタップ一つで送れる
圧倒的なリセールバリュー

もちろんブランドとか端末の作りの良さとかもあるけど、土台となる要因はこの2つだろう。

iPhoneから写真・動画をタップ一つで送れる

これは単純にAirDropが最も大きい。iPhoneで撮影した動画や写真を、「共有」のタップ一つでパソコンに送り込める。iPhoneをワイヤレスカメラとして使えるのである。

Windowsではこうはいかない。ケーブルを繋ぎ、エクスプローラーを立ち上げて…またはオンラインドライブへiPhone側で送り込むなどの作業がいる(そしてこの手のファイル管理はiPhoneが最も苦手とすることだ)

noteの記事を書くにも、今までは一度iPhone側で写真をまとめて載せた下書き記事を作り、パソコンで文面を打ち込んでいた。面倒臭い。これがパソコン一発で完結したら楽だろうな…と思ったのだ。

MacOSという懸念はあったが、どうせ大した使い方はしないし、なんでも良いなら選択肢は柔軟に広げるべきだろう。

圧倒的なリセールバリュー

これはクルマを何台か買い替えたことがある人は肌身でわかるだろう。僕が買った2020年モデルのMacbookAir(512GB SSD)は、今ソフマップ買取価格で8万円の値がついている。発売から1年ほど経つモデルが7割弱の価格で買取ってもらえる

とどのつまり1〜2年程度使って売ったお金を原資にすれば、次のモデルは半額以下で買えるということだ。Apple Storeでは24回払いまで無金利キャンペーンをやっているので、割の良い貯金だと思えばいい。定期的に新しいものを割安に使える。

クルマもそうだが、高位ブランドはリセールの保全が確かだ。

買ったのは「アップル認定整備済製品」

さて買うとなれば、少しでも安く買いたいのが人情だろう。発売して1年ほど経つので、新品価格で買うのもね。

まず家電量販店だと5%程度ポイントがもらえる。しかし他に買いたいものがあるわけでもなし、現金で引いてくれた方がありがたい。

次に勤務先の福利厚生プログラム。これはApple製品を若干割安に買えるが、それでも6%割引。しかも近年対象外となるモデルが増えてきた。

あとこの時期なら元旦のApple Store初売りもある。これは10%程度のアップルギフトカードがもらえる。今後買い替えの原資にするならば悪くない。

そうしていたらApple Storeの認定整備済製品によい出物があった。これは一口で言えばアウトレット製品。製造工程又は販売後に返品された品を、アップルが整備点検した品物。ちゃんと新品同様に使えて保証もつくが、箱だけはアウトレット仕様になる。しかし価格は15%引きであり最も安い。発売から半年〜1年ほど経つと多く出てくる。タイミングは読めないので、時折Apple Storeの該当ページを覗いてみよう。今回は運が良かった。

これはクルマではなく、Teslaという乗り物なのです

なぜいきなりTesla?という話だが、このセリフはTeslaの説明員がよく口にする言葉だ。ワイパーひとつ動かすにも車内に設置されたiPadのようなナビから操作する独特なクルマであるTesla。

これはMacも似たようなところがあり、Windowsを基準に評価すると不合格扱いされる。使えるソフトは少ない、端末は重い、など。しかしまっさらな目では新鮮に映るし、日常使い込む部分が精緻に作り込まれている。それだけ刺激が多い。

実際使ってみてカタログスペックを気にしたのはSSDの容量くらいで、あとは不思議なほど馴染んでいる。僕の使い方は原稿書きとYoutube動画作成や写真編集程度なので、別にWindowsである必要はない。物は試しに変えてみるか、ということで触ったら馴染んだ。たぶん次もMacBookを買う気がする。

最後に

久しぶりに仕事と離れて、全然違うことを始めるとき、気分を変えるために持ち物を一新する。今までは鞄を変えたり、筆記具を変えたりしていた。でも今回はMacBookを買った。今までとちょっと違う選択。

来年、どんな年にできるか。今からとても楽しみだ。

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