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人は時間を料理する

古着屋さん、
最近はいろいろな街に、
お店たくさんありますよね。

高円寺や川崎なんか、
それまで、あまり行った事なかったけれど、

見方が変わると、面白いですよね。
同じ街なのに。

同じ街なのに、別のものを見ていた、
という事なのでしょうね。


では、この世に生まれてきた物は、
何処までがヴィンテージでなくて、
どこからがヴィンテージなのでしょう?


ヴィンテージ
製造後30〜99年経過しているもの
これは使うもの

アンティーク
製造後100年以上経過してるもの
これは売り買いするもの

それ以上経過しているものは、
宝もの
これは眺めるもの

さらにそれ以上経過しているものは、
遺跡
これは思いを巡らすもの

それぞれのレベルで、
抜け落ちて行ったものは、
ノスタルジー
これは懐かしむもの


う〜ん、
価値を見出そうとすれば、
何でも良い点を見つけられるのかも知れませんね。

人類って、
他の生物と違って、
「今を生きることに集中」するだけには満足できず、

あるいは、どこかが狂っていて、
楽しむ、遊ぶ、傾向の強い生物のようで。

すでに目の前にない概念、
例えば「過ぎ去った時間」をも、
楽しむ対象にしたようで、
遊ぶのが上手ですよね(笑)


まあ文化って、
結構そういうものらしい。

はじめは遊びから、
でも、それが発展していって、
いろいろなものが生まれてきたのでしょう。

ファッションは、
「布を料理する時代」から、
「時間を料理する時代」にも
入ってきたのかも知れませんね。


80年前の服を買いました。
何だか良いものに見えてきたんですよね。
穴が空いてたりしたんですけど、

わたしの頭に、
穴が空いたから、かも知れませんが・・・。

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