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🇻🇳🇰🇭ベトナムからカンボジアへ行けるの?@プノンペン2013 #01

ホーチミンのデタム通りで朝飯を食べていた。地図を広げると意外なことに気づく。ベトナムは南北に広がる広大な国だ。ハノイは北へ遠くにある。ところが、だ。カンボジアの国境は北西にすぐのところにある。その先にはカンボジアの首都「プノンペン」があるではないか。

早速、デタム通りからプノンペン行きのバスに乗り込み、国境をめざした。パスポートコントロールではバスの乗員は強制的に降ろされてパスポートを回収された。待つ事数十分。無事に返却され、カンボジア領土に入る。

途中の行商のおばさん達。売り物は「昆虫」が多かった。巨大なコオロギ、バッタ。

途中泥地が多い。
子供達が遊んでいる。

プノンペン市内に入った。
まず驚く事はその発展ぶりだ。
東南アジアの最貧国、というイメージだったが、吹き飛んだ。街は建設ラッシュで成長期にあった。

かつて日本中で見られた建設ラッシュ。
成長期に入ると人は街に出る。
街にはビジネスが生まれる。
そして人がさらに集まる。

プノンペンが貧しい都市には見えない。
表の部分だけを見れば、たが。

半裸の子供達がはしゃいでいる。
後で知る事になるが、歴史的な背景から、
プノンペンは老人が少ない。
30-40代しか見当たらない?と思うほど。
その次世代のベビーラッシュを迎えていた。

路地を歩く。
夜に歩く気にならない。
ここはベトナムでも、タイでもない。
あのプノンペンなんだ、と言い聞かせる。

有名な格安ゲストハウスがあると言う。
「キャピタルゲストハウス」だ。

欧米人を含む多くの沈没者がかつて溜まっていたゲストハウスらしい。

私はベトナム越えのバスから降ろされたところから、そのキャピタルゲストハウスまで徒歩圏内ある事を手元のスマホから調べ、歩きに歩いた。

ここら辺だろう。
なかなか見当たらない。

人通りが多い交差点にある寂れた飲食店で休んだ。「キャピタルゲストハウスを探している」。店員に尋ねると「Capital キャピトール?Here。」ここだ、という。

自分がコーラをチビチビ飲んでいるこの場所がキャピタルゲストハウスの一階にある食堂だったのである。

ーータケシ

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