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サザンロック/スワンプ系のアルバム紹介

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オールマン・ブラザーズ・バンド、レーナード・スキナードの定番から、マーシャル・タッカー・バンド、ウェット・ウィリーなどのベテラン勢、スティルウォーター、ウィンター・ブラザーズ・バ…
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#レーナードスキナード

ファースト&ラスト/レーナード・スキナード (‘78)

ファースト&ラスト/レーナード・スキナード (‘78)

Skynyrd’s First and… Last / Lynyrd Skynyrd (‘78)
本作は、‘77年10月20日の飛行機事故により、最悪の結末を迎えたレーナード・スキナードの初期音源集である。この事故により、活動停止を余儀なくされたが、バンドは‘87年にトリビュートツアーをおこない、それがきっかけとなって活動再開へとつながった。活動再開については、嬉しいニュースではあったが、再結成後

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コントラバンド/エイリアス (‘79)

コントラバンド/エイリアス (‘79)

Contraband / Alias (‘79)
‘77年のレーナード・スキナードの飛行機事故によって、バンドは解散を余儀なくされたが、残ったメンバーたちによって活動は継続された。それが今回 紹介させていただく「エイリアス」である。なお、本作が彼らの唯一作品となっている。

メンバーは、ジミー・ドーティ(ボーカル)、ドーマン・コグバーン(ギター)、バリー・ハーウッド(ギター)、レオン・ウィルクソン

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ワン・イン・ザ・サン/スティーヴ・ゲインズ (‘88)

ワン・イン・ザ・サン/スティーヴ・ゲインズ (‘88)

One in the Sun / Steve Gaines (‘88)
あの忌まわしい飛行機事故でこの世を去ったレーナード・スキナードのギタリスト、スティーヴ・ゲインズが生前にバンド仲間〜クロウダディのメンバーと一緒に録音した音源である。レコーディングはレオン・ラッセルのチャーチ・スタジオ(オクラホマ州)とキャプリコーン・スタジオ(ジョージア州)でおこなわれた。

スティーヴ・ゲインズはオクラホマ

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モーズ・ノーズ/モーズ・ジョーンズ (‘74)

モーズ・ノーズ/モーズ・ジョーンズ (‘74)

Mose Knows! / Mose Jones (‘74)
アル・クーパーのサウンズ・オブ・ザ・サウス・レコードがレーナード・スキナードに続いて放ったアーティスト、モーズ・ジョーンズの「ゲット・ライト」に続くセカンドアルバム。残念ながら、アナログレコードでは所有しておらず、ドイツ盤の再発CDでの紹介になる。

モーズ・ジョーンズは’72年にフロリダを中心にして活動していたバンド、ストーンヘンジが

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ツアー・デ・フォース/38スペシャル (‘83)

ツアー・デ・フォース/38スペシャル (‘83)

Tour de Force / 38 Special (‘83)
レーナード・スキナードのボーカル、ロニー・ヴァン・ザントの実弟、ドニー・ヴァン・ザント率いるバンドの通算6作目のアルバム。
古くからのサザンロックファンからは産業ロックと酷評されながらも、彼らの功績は大きいと考える。南部という地域に特化したバンドから、スタジアム級のバンドになったのは、良くも悪くもヒット曲のおかげである。

38スペ

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