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ロカビリー/オールディーズ系のアルバム紹介

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サン・レコードなど、‘50年代のピュアロカビリーから、ストレイ・キャッツに代表される’80年代のネオロカビリー、メテオス、フレンジーなどの’90年代サイコビリーとオールディーズポ…
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2023年7月の記事一覧

英:チャーリー・レコードのサン・レコード音源

英:チャーリー・レコードのサン・レコード音源

SUN: The Roots of Rock / Various Artists (‘76~’79)
英 チャーリー・レコードによるサン・レコードのロカビリー音源集。’76年〜’79年にかけてリリースされた。’70年代はロカビリーが最も冷遇されていた時代だというのは何度かお話しさせていただいたことがある。アメリカで失速したロカビリーはイギリスにおいてテディボーイ(テッズ)文化と融合し、モッズやロッ

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ロック・ベイビー・ロック・イット/ヴァリアス・アーティスツ (‘81)

ロック・ベイビー・ロック・イット/ヴァリアス・アーティスツ (‘81)

Rock Baby Rock It / Various Artists (‘81)
このアルバムを入手したのは、もう40年前になる。当時はロカビリーに対する正しい認識や評価があまりできていない時代であり、オールディーズ・ポップスやR&Bをはじめ、何でもかんでも「ロカビリー」という言葉で一括りにされていた。
そんな中でも、ヨーロッパではロカビリーの研究が活発で、フランスやオランダの再発盤が、当時のジ

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フォー・ロックンロール・レジェンド/チャーリー・フェザーズ、バディ・ノックス、ウォーレン・スミス、ジャック・スコット (‘77)

フォー・ロックンロール・レジェンド/チャーリー・フェザーズ、バディ・ノックス、ウォーレン・スミス、ジャック・スコット (‘77)

Four Rock’n’Roll Legends Recorded Live in London April 1977 / Charlie Feathers, Buddy Knox, Warren Smith & Jack Scott (‘77)
‘70年代半ば〜後半にかけては、ロカビリーやロックンロールにおいては不遇の時代だった。この時期はディスコや商業化された音楽がメインストリームとなり、その

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