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ロック・ベイビー・ロック・イット/ヴァリアス・アーティスツ (‘81)

Rock Baby Rock It / Various Artists (‘81)
このアルバムを入手したのは、もう40年前になる。当時はロカビリーに対する正しい認識や評価があまりできていない時代であり、オールディーズ・ポップスやR&Bをはじめ、何でもかんでも「ロカビリー」という言葉で一括りにされていた。
そんな中でも、ヨーロッパではロカビリーの研究が活発で、フランスやオランダの再発盤が、当時のジャケットも含めてリリースされていた。

本作は「動いているジョニー・キャロル」の映像で知られる。映画「ロック・ベイビー・ロック・イット」がタイトルになっているが、現在のサントラ盤とは曲数も異なる。近年のCD再発化で、編集盤がリリースされている。

ジョニー・キャロルはテキサス州クリーバーン出身のロカビリアンで、’50年代はエルヴィス・プレスリーらの陰で隠れてしまい評価も今ひとつだったが、’70年代になって評価されるようになり、今ではロカビリーレジェンドの一人である。

ちなみに本作は10インチ盤である。この当時たくさんの10インチ盤がシリーズでリリースされていた記憶があるが、入手したのは本作だけである。

チャーリー フランス盤
裏ジャケット

この後、ジョニー・キャロルをはじめ、マック・カーティスらの過去音源がリリースされ、必死になって探した時期もあった。

YouTubeの音源をどうぞ。

近年リリースされた発掘音源集、Spotifyで発見。

Spotifyにある音源はCDとして入手可能。興味のある方は即買い!

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