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ヘレン・ケラーの、なるほどなぁ…と思った話。
ある記事を読みました。
"努力の人"ではない…日本とドイツで「ヘレン・ケラー」の語られ方が全く違うワケ どんな困難も努力で克服できるという根性論の弊害 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
かの有名な「努力の人(日本では)」ヘレン・ケラーですが、ドイツでは「障がい者の福祉制度に貢献した人」という扱いになっている、とのこと。
要は、
「猛烈な努力でハンディに負けず、克服した根性の人。」
というよりは、
「その過程で、福祉制度の成熟に貢献した人。」
となっている、ということなんでしょうね。
まあ、「奇跡の人」であることと、想像を絶する努力をされて、それを評価されることには疑いようがないわけですが。
これ、子育てにも当てはまるなぁ、と思いました。
できないことがある。苦手なことがある。やりたくないことがある。
それを「頑張って克服すればできるようになるよ!がんばろう!」ではなく、
個性と認めて、それを許容する社会への貴重な存在とする、
ということなんだと思います。
まーーーーーしかし、いやーーーーー!笑
なかなか親としては、完全に受け入れるのはハードルは高いと思うなぁ…笑
頭で理窟はわかっていたとしても。
絶対なにか言いたくなるし。
というわけで、本当の意味での多様性への道筋は、
まだまだ遠いと感じた初夏でした。
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