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響く楽器になることを目指して。ボイトレ日記1

2年ぶりに合唱の練習に参加した。
今度5月にやるウォルトンのベルシャザールの饗宴ってやつ。

こちら、東響のパンフレット。
5/21がサントリーホール、
5/22がミューザ川崎よん。

東響コーラスがやるかどうかは、まだ未定なんやけどね。笑
しかもオーディションに受からないと乗れないのはいつも通り。😢

ベルシャザールは、2年前にコロナでなくなった演奏会のリベンジ。


ということで、最近ボイトレに通いだしました。

「響きのある声」って自分では正解になかなか辿り着かない。

なぜか。絶対に自分の声は自分では聴こえないから。

骨伝導で自分の声は聴こえてくる。
話し声を録音すると、え、こんな声なの!?とびっくりするやら恥ずかしいやらは、外になってる声が聴こえていないからだ。
はい、録音の声が、本当の声ですよ。もう諦めて、受け入れるしかない。

歌もしかり。

自分ではオペラ歌手のようにめっちゃうまく歌えているつもりでも、全然外には響いていないのだ。

うーん。僕は我流で、大学からちょこちょこ歌ってるけどね。頑張ってるけど声響かないねぇ、頑張ってるけど。と言われちゃう歌い方を、多かれ少なかれしていました。

いやぁ、うすうすは知ってたけどね。

話し声は、そこそこ普通の人よりも響く。
そりゃあ我流でも合唱、何千時間やってますからな。
仕事では、いい声ですね、とよく言われるし、
その響きが、安心安全の場を作るってのは
僕のつよみのひとつ。

でも、歌うとなるとね。
ぜんぜん口回らないし、呼吸は続かないし、
固くなって、ダメダメなのよね。。

ほなどないしたらええねん。




で、久しぶりに習い出しました。ボイトレ。


そして、
ついに何か、これ?これかも。ってポイントが見えたかもなのです。
コロナ中歌ってなかったから、いい意味でゼロリセットされたのもよいのかも。


ボイトレでいくつかやり方やイメージを試す中、

なんとなく、蓋をお腹あたりにイメージして、
力はいれずに、でも重力で上からのしかかる感じで歌ったら、急に先生が
「それそれ!それですよー。」と!

え、まじで。

こんなんでええの?

自分では物足りない感じなんだけど。

でも、確かに、筒になって、声が出てる気がする。

うん、楽である。

脱力してるけど、土台にはしっかり圧力がかかる感じ。

そして、ピアノの音が、口から入ってきて、
身体で響いているのが感じられる。

音量は、おそらく小さい。
でも響いている。

歌っているというより、勝手に鳴る。
楽器の体を作って、
あとは勝手に音が鳴るって、こういうことか。

音を、ドレミと上げていく。

最初はいいが、高くなると、
どこかに力が入ってバランスが崩れる。

めっちゃ慎重で丁寧な作業。
ここから音を作るのかー。

と、いまさらながら、
ほほーう、と体験中なのでした。

今は、そのバランスをどの音でも取れるようにするのを目指すので精一杯。
そこに母音と子音がついてくる。

まだまだ先は長いけど、
でも、なんか入り口に立てたかもしれないと思うと
面白い。

もうちょっとつかめたら、
また言葉にしていこうと思います。

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