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実践!ゼロから学べる足の臨床

本noteマガジンはベテランの足の専門セラピスト(理学療法士)5名が足に特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術として提供してくれます。噛み砕いてゼロから教えてく…
最低月4回以上のコンテンツを見ることができてかなりお得です!本noteマガジンはCLINICIAN…
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#理学療法

後ろ向き歩行 ~膝OAへの効果~

変形性膝関節症(以下:膝OA)は多彩な症状が出現し、罹患すると徐々に進行し、エンドステージ…

Y.K
1年前
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足部の骨折が生じると、歩行パラメーターはどう変化する?

人間は進化の過程で直立二足歩行を獲得し、日常では意識せずに効率的な歩行を実施することが出…

Y.K
1年前
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足部アーチ・足部障害を考える上で重要な視点~みんなが知らない最新知見~

足部アーチ・足部障害と言われ一番初めに思いつくのは”扁平足”ではないでしょうか?扁平足に…

Y.K
1年前
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Short foot exersiseについてどこまで知っていますか? ~効果・実施回数・適応~

足は人体の5%の面積しか占めていませんが、足裏の感覚から得られる求心性の感覚によって姿勢を…

Y.K
1年前
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捻挫発生‼ 重大なことを見逃さないための評価方法

足関節内反捻挫は足部で発生する最も多い外傷のうちの一つです。足関節捻挫は軽い外傷と思われ…

Y.K
1年前
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フライバーグ病に対する治療戦略

こんにちは、だいじろうです。 これまでの足部疾患シリーズの記事はこちらから参照ください…

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Short foot exerciseって難しい…   他の方法でトレーニングできないの?

足底内在筋は4層から成り、足部アーチの支持やバランス能力に関与します。そのなかでも、筋断面積が多い、母趾外転筋、小趾外転筋、母趾内転筋は重要な役割があります。 足底内在筋に機能低下が生じると、バランス能力の低下、歩行能力への影響、足部形態の変化などが生じます。例えば、母趾外転筋の機能低下は外反母趾や扁平足に関連し、小趾外転筋の機能低下はアキレス腱炎や後脛骨筋機能不全症に関連する可能性があります。 また、高齢になると足趾筋力が弱化します。足趾筋力の弱化は転倒の独立した危険因

SEBTの使い方と解釈 ~方法は統一できていますか?~

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Y.K
1年前
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足関節捻挫を甘く見てはいけない理由 ~慢性化を防ぐためにできること~

足関節捻挫は日常生活やスポーツ関連障害で最も多い疾患です。基本的には足部が過度に内反する…

Y.K
1年前
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足底腱膜炎と足底内在筋・アライメントの関係性

足底腱膜炎は「人口の約10%に発症する」と報告されており、特に、40~50歳代に多い疾患です。…

Y.K
2年前
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足関節捻挫と長腓骨筋の関係性 ~長腓骨筋の機能は低下する?~

足関節捻挫は急性スポーツ外傷であり、スポーツ関連外傷全体の約14%を占めています。足関節捻…

Y.K
2年前
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足底腱膜炎と下腿後面筋の関係性 ~アキレス腱と足底腱膜は繋がっている!~

足底腱膜炎は「人口の約10%に発症する」と報告されており、特に、40~50代に多い疾患です。一…

Y.K
2年前
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慢性足関節不安定症と足部靱帯の関係

足部において、最も多い障害は足関節捻挫です。足関節捻挫は日常生活、スポーツ活動など幅広い…

Y.K
2年前
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距骨下関節の解剖を掘り下げる

足部には骨が28個(両側で56個)存在し、多くの関節を形成しています。関節が多くあることで、足部の小さな動きを可能としており、不整地への適応や複雑な動きを可能にしています。 今回の記事では、足部に多数ある関節のなかでも、最も重要と考えられている「距骨下関節」の解剖を掘り下げて考えていきたいと思います。 距骨下関節は3つの部位距骨下関節は距骨と舟状骨と踵骨から構成される「距踵舟関節」、距骨と踵骨から構成される「距踵関節」、距骨と踵骨の凹面から構成される「足根洞」の3つからな