就活生お悩み相談「年収が欲しいので大手に行きたいのですが…」
こんにちは、たけしです!
普段はメーカーで仕事をしながら、Twitterで相方の「さとし」と共に、就職活動や仕事に使える情報を発信しています。
就活生の方からDM・電話で頂いた匿名でのご質問に関して、
こちらでぼくの見解を記事にまとめていきます!
今回の質問「年収が欲しいので、大手に行きたいのですが…」
仕事をするにあたって、お金がどれくらいもらえるか、大事ですよね。
今回はこちらに関して回答していきます。
①まず、いつまでにいくら欲しいのか計算しよう
年収がほしい、という人に限って、
「毎月いくらもらって、それぞれなにに使いたいですか?どんな生活になりますか?」と聞くと、
たいていみんな計算したことがないです。
「年収1,000万円稼ぎたい」という人はよくいます。
本当にざっくりですが計算すると、下記のようなイメージでしょうか。
総支給1,000万円だと、保険や税金など引かれて手取りは750万円くらい
750万円=500万円÷12回(毎月約40万円強)+250万円÷年2回(1回あたり約120万)
毎月40万円の内訳(38歳男性、妻、6歳、3歳の子供がいると仮定)
家のローン(首都圏):10万円
食費:5万円
教育費:5万円
被服費:5万円
消耗品:1万円
交際費:5万円
生命保険:3万円
貯蓄:6万円
合計40万円
ボーナスの120万円に関しては、住宅ローン返済につけた傾斜や、子供が大学進学した時の学費として貯めたり、ちょっとした娯楽でおそらくすぐになくなります。
おわかりになりますでしょうか。
年収1,000万円はお金持ち、勝ち組だ!と思われがちですが、
良い暮らしはできるものの、めちゃくちゃ余裕があるわけでは決してないのです。
外車に乗りたい!タワマンに住みたい!毎週末フレンチを食べに行きたい!豪遊したい!という思いをあなたがお持ちならば、1,000万円ではとても足りません。
スキルを積んで起業を志すなり、完全歩合制の営業(保険、不動産など)をやるなりしないといけないことがわかるので、どんなキャリアを歩むべきか一考の余地があるはずです。
②平均年収だけで判断するのをやめよう
特にメーカー系列など、高卒1年目社員の年収〜役職クラスまで幅広くとったうえでの平均年収です。
例えば「新日鉄住金」ですが、『総合職の平均年収は1,000万円』なわけです。
しかし業界地図だとかをみると、『平均年収590万円』とかって書いてあるわけで、職種によって大幅な給与面での差が生じているという点は押さえておきましょう。
③給料に見合った価値が自分にあるか考えよう
会社からお金をもらうにあたって、はたしてあなたの仕事は、いくら会社に利益をもたらしているのでしょう?
当たり前の話になり恐縮ですが、会社は売上・利益がないと潰れてしまいます。
1年目で研修、先輩の手伝いしかしていない新卒のくせに、
「もっと給料あげてほしい」と言う方、たまにいらっしゃいますよね。
個人的な見解ですが、「まだ会社に何の利益も作っていないのに、最低限暮らせる給与があってありがたい」「市場価値に見合っていない高い給料をもらっていてありがたい」
「せめて何かしら役に立てることはないか」「どうすれば価値を生み出せるか」
こういった感覚で仕事をするのが、ひとりの自立した大人として適切なのではないでしょうか。
「年収ほしい」というあなたの仕事は、はたして給与以上の利益を会社に産みだしているのでしょうか?
価値のある仕事ができる経験、スキルを積んで、はじめてそれに見合った給料を求める権利があると思うのです。
・まとめ
今回のポイントをまとめると、以下の3つになります。
①いつまでにいくら欲しいか計算しよう
②平均年収だけで判断するのをやめよう
③給料に見合った価値が自分にあるか考えよう
なおTwitterのDMにおいて、このようなご質問を随時受け付けております!
お気軽にご連絡いただけると幸いです!
仕事を楽しんで、しっかり稼いで、日々を充実させていきましょう!
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