見出し画像

30年前のモノクロスナップ写真

カメラマンアシスタント時代はまだバブル真っ只中だったので、海外ロケもほぼ同行させてもらったおかげで色んな経験ができて、肉体も金銭的にもかなりキツかったけど、振り返ってみると貴重な時期だった。

当時はもちろんフィルムしかなく、BossのTENBAのカメラバッグにはNikonのカメラとレンズたっぷり、ゼロハリバートンのスーツケース満タンに数百本のフィルムがギッシリ、その他三脚やらストロボやら機材がたくさん。

今はカメラや機材も性能よく、色々と軽くなっているのでコンパクトなスタイルで海外ロケも行けるようになったが、バッテリーの予備やら、色々と重くかさばるものもたくさんあり、常に重さとの戦いだった。

いかにして自分の私物の荷物を、ミニマムにコンパクトにするかを考えてパッキングがうまくなった。

なので着替えとかも最小限にして、自分のカメラはボディーと50mmのレンズとわずかなフィルムのみ。

その後の現像代もお財布事情を考慮すると、ほぼ白黒フィルム(Tri-X)ばかりでカラーは2,3本だったと思う。



この2枚の写真は特に思い出深くて、HondaのNSXがまだ日本で発売される前に、予約した人向けの写真集の撮影で、NSXと一緒に1ヶ月くらいフランスの田舎とスイス辺りをロケして回ってた。

運河や川のある風景とおじいちゃんが何とも言えずいい雰囲気だった。

画像1

画像2



フランスのパリかどこかの街角でのショット

画像3

画像4


Bossがアルプスの山道を走るカットを撮り終え、しばし休憩の時間に素敵な車見つけて・・・。

画像5

これはカラーのポジフィルムをスキャンしたもの。
原盤はどこかにはしまってあるはず。


という感じの箸休め的な、5枚の写真でした。


それでは!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?