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色を効果的に使ってブランディングしよう

色について考えてみる。
皆さんは色について考えたことがありますか?
色についてどのくらい知っていますか?

脳科学の分野でもマーケティング戦略として色は潜在意識に訴えるので
皆さんがビジネスをしているなら、また自分で起業しタイト思っているなら
色をうまく使うことで自分や会社のイメージを自分が思うように操ることが可能になります。

潜在意識に組み込まれた色の情報って?
そもそも人間は言葉を使ってコミュニケーション、会話をするまでに数百万年かかったそうです。(諸説ありますが・・・)

その長い間のほとんどを五感に頼って生き延びるという最優先の本能的な欲求のために、脳を大きくし、知恵を使って進化してきました。
その頃の情報が遺伝子の中に組み込まれているために、
視覚の情報の一つとして色があり、色だけで無意識の中で脳はいろんな情報を感じ取ります。

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まずは試しに自然の中に存在する色をイメージしてみてください。
青はどうでしょうか?

青空や青い海の色を思い浮かべる方がほとんどだと思います。
それでは青空や青い海を思い浮かべたときにどういう気持ちになりますか?
人は青い色を見ると安心感や爽快感を感じとり、それが信頼や信用という認識につながります。

街中で意識して見てみると
銀行の看板や保険会社のパンフレットなどにも多く使われていることは言うまでもありません。

次に木々の葉っぱや植物の緑、森の中をイメージしてみてください。
都会に住んでいると見ることが少ないでしょうが、自然界には多く存在しています。
緑色は無意識に安全、安心、癒しの色として認識されています。

エコやボランティア、クリーンなイメージで使われているのもうなずけますよね。
再選したばかりの小池東京都知事は緑色をイメージカラーとして取り入れているのも、そういったイメージ戦略のうまさだと思います。

青や緑は銀行や保険だけでなく交通系やエアライン、信号機、非常口にも使われているのもそう言った理由によります。

黄色やオレンジ色はどうでしょうか?
レモンやミカンなどの柑橘系の果物や太陽をイメージする人が多いと思います。
ビタミンカラーとも言われていて、元気や楽しさ、明るさ、若さを連想させる色だということがわかります。

最後に自然界で赤をイメージして見てください。
夕陽や炎、血の色を思い浮かべる方が多いでしょう

赤は人間の視覚で真っ先に飛び込んでくる強烈な色です。
情熱と危険という両極端な情報を持っていることも想像できると思います。
このような事から信号機の止まれやブレーキランプなどに使われているのも納得できます。

女性起業家や女性経営者で赤い色の服を着ている方はカリスマ性をイメージさせることができますが、
赤のスーツを身につけるのはやはり、なかなか自信がないとできないことなのでなんとなくわかるような気がします。

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今回は代表的な色について簡単にお話ししました。
自分や自分の会社、商品のブランディングをする時に、ターゲットに合わせて「どう魅せるか」「どう見せたいか」を戦略的に使うことをお勧めします。
プロフィール写真で使う服の色やホームページのメインカラー、ロゴなどの色の使い方ひとつで潜在意識にイメージ、アピールできることがお分かりいただけたと思います。

色についてはまだまだ面白い情報がたくさんあります。
先日お伝えしたように、パッと見でファーストインプレッションが決まり、何色を身に纏っているかで相手が抱く印象は全く変わってきます。
自分が仕事で着る服の色とプライベートで着る色と変えてみるだでも、気分も態度も相手に与えるイメージも違います。
ぼんやり散歩してる時にでも周りに存在する色について色々と考えてみてはいかがですか?


今回は代表的な色についてザックリお話ししましたが、他の色についてもたくさんの情報やイメージが隠されているのでまた書いてみようと思います。


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