見出し画像

リアル版「あつもり」みたいな学校あったらいいな!

今、ラオスやカンボジアで学校に通えない子どものために、新しく学校を建てたり、村人の手作りのボロボロの学校を改築したりするボランティアの団体を友人達と協力して片手間に運営しています。

画像1

昨年まで何度か仕事のついでに立ち寄って視察したり、市や村の代表の方たちから話を伺い、ハード面だけではなく、日本的な学習のスタイルの良いところ(ソフト面)も提案し伝えていけたらと思っています。(今年は残念ながら予定されていた竣工式もコロナのせいで全部なくなりました。)

日本の小学校で良い面は、掃除や給食、道徳や家庭科、図画工作、体育や運動会などです。

ここでは普通の国語や算数といったものはあまり考えていません。

ラオスの街から遠い場所の子ども達は、勉強したくてもできなかったり、
片道1時間も2時間も山道を歩いて通う子どももいます。

野生児あふれる子ども達を見てると、たくましいなって思いますけどね!

学校の勉強も、友達と遊ぶのも楽しくて、無邪気な笑顔や姿を目にすると、
もっと何かできないかなと色々と考えてしまいます。


今年は世界中で小学校から大学まで休校になったり、オンラインでの授業やマスクをつけて学校に通う姿を見ると切なくなってしまいます。

自分は小学校から高校まで田舎の学校で育ったので、結構周りに自然も多く、自転車で友人と色々と走り回って冒険してたなぁと。

釣りや川遊びに行ったり、森の中をかけまわったり、近所の原っぱに勝手に基地と称した小さなカヤでできたテントみたいなのを作って、友人と3人くらいで泊まったりしたことは今でも強烈に記憶に残っています。

今の都会の子どもたちを見ていて、足りないものってなんだろうって考えた時に、真っ先に浮かんだのはサバイバル能力かなと。

例えばテレビで無人島を脱出する番組がありますが、そんな能力かなと。

「こんな学校あったらいいな!」というテーマで考えると、
まずアスレチックの授業やサバイバルの授業、農家や畜産や狩猟など自分たちで食料を作ったり調達したりして調理して食べるキャンプやバーベキューなどの授業っていうのが週に一回でもあればいいなと。


こんな感じのアスレチックが体育の授業

画像2

画像3

画像4

画像5

山菜採りの名人やサバイバルの達人、料理研究家や〇〇作りの職人など専門家を呼んで授業してもためになりそう。

雨風のことも考えたりしなきゃだけど、野外でパソコンやタブレット使ってオンラインで授業でもいいと思うし、わからないことがあれば調べて、自分で体験してみんなに気づきや学びを発表する。

一方的に教わるよりも自分で興味を持って調べたものは忘れない。

いざというときに食べられる植物なのか、食べたら危険なものなのかとかも調べればわかるし、みんなで協力することもたくさんあるでしょう。

石とか木だけでも火を起こせるとかも重要!

得意、不得意を役割分担してチームで作業すると、次第にリーダーシップを発揮する子や、思いやりを持てる子も出てくると思う。

これからの時代、もちろんITやパソコンをうまく使えることは大切だと思うけど、体力面も含めてのサバイバル能力、ゼロから頭で考えて何かを創りだすクリエイティブな能力が大切になるんじゃないかな。

ここ最近の報道などで世界中を見ていると、安全や除菌などを優先していて身体の免疫力に関して唱える人や自然と共存することを重要視する人はほんの一部な気がする。

不安や恐怖を煽るよりも、「何があっても何が起こっても大丈夫!」という体力とメンタル的に自信を持つたくましい子どもが増えていくと、日本はこれから先もっとリーダーシップを取っていけるんじゃないのかな?

無責任かもしれないけど、ケガとか事故とかばかり心配して「あれはダメ」「これは危険」と好奇心や行動力の芽を摘んでゲーム中毒にさせるよりも、体験させて、行動させて覚えたり、自分の頭で考えるクリエイティブな力を育ててあげたいな。

リアル版の「あつまれどうぶつの森」みたいな学校を作って欲しい。
そのうちラオスに作るかな!

タフな身体とメンタル、サバイバル能力がこれからを生き抜く重要なポイント!

大人にだって必要だし、楽しいはず!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?