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RemoteTechまとめ① イベント系

Zoom飲み会からHousepartyへ・・・(オンラインチャット上でゲームができる)

リモートが当たり前になった世界、これはこれで面白いですよね。最近はTandemやRemoteHQを試してみたり、リモートファーストな世界の理解を深めるためフルリモートしてます!

現在RemoteTech全体のカオスマップを作成中なのですが、どのようなリモートイベントツールがあるのか?等問い合わせる機会が結構多いので、先行して一部抜粋を共有します!(まだ一部しか実際に使用していないので、使ったことある方いたら感想ご共有頂けるとと嬉しい!!)

TandemやRemoteHQなどのリモートに特化したチームコラボレーションについてはまた後日まとめられれば。

1. そもそもZoomで良いのでは

私はZoomヘビーユーザーなのですが、エンドツーエンドの暗号化問題やZoom Bombing(荒らし)等で以前より若干評価が下がっていますね。

また、Zoomはあくまでジェネラルなツール(テレビ会議にも、ウェビナーにも、飲み会にも使える・・・)なので、痒い所に手が届かないことが多い。特にイベントとなると、それが顕著なので、多くのRemoteTech x EventTechはここを突いている。

この点は、ベルフェイス さんがなぜ日本のインサイドセールスでこれほどシェアを取っているのかという問いと同様です。

以下では、大きく2種類に分けてオンラインイベントサポート系のサービスを紹介して行きます!どちらかというとネットワーキング・ソーシャルに強いサービス(オフラインイベントのネットワーキングをサポートする所に出自を持っており、そこからピボットしてバーチャル特化になっているケースがしばしば)、そしてどちらかというと見込み顧客獲得に強いサービス(ウェビナー=>リードジェネレーション/ナーチャリングに強い等)の2種類です。

2. ネットワーキング・ソーシャル要素に強いサービス(EventTech)

Run The World

a16zが投資したため最近バズったサービス。イベント主催者をとことんエンパワーメントしている強目のサービスです。(スポンサーやスピーカーとのダッシュボード共有、美しいLPがNo Codeでデザインできる)

基本レベニューシェアでイベント収益からマネタイズするビジネスモデルだということもあり、ECやD2CにおけるShopifyのような存在を目指しているように見えます。(レベシェアというのもありまだ試せてないのですが・・)

ネットワーキングに関しては、参加者がプロフィールページを自己紹介ビデオとセットで作成することができ、その上で、1. 通常のイベントとネットワーキングをセットで実施、2. カクテルパーティー(Spped Datingのような形で、短時間でランダムにマッチングしていくネットワーキングスタイル)などができるようです。使いたい・・!!

hopin

基本的にはRun The Worldと同じような機能・提供価値を持っているように見えますが、展示会の開催に特化した機能もあり、この点はユニークですね。

Hio

元々は地理情報からマッチングするSNS的なサービスだったようですが、このタイミングでオンラインイベントに特化してきているようです。チケッティングからオンラインネットワーキングまで。

Brella

元々大規模カンファレンスでのネットワーキング用のアプリを提供しているスタートアップですが、オンラインネットワーキング機能もリリースしています。

Remo

少人数でのネットワーキングやワークショップに優れたツールです。ワークショップでよくある島みたいなテーブルが作成でき、ユーザーが自由に複数の島を行き来できます。結果として、4人などのブレイクアウトが作りやすく、ネットワーキングも1:1ではない形で実施ができます。多くのサービスが1:1のマッチングに拘っているのに対してこちらは複数人なので、その点面白いですね。

Pathable

ほとんどhopinと同じ?

vfairs

様々なイベントフォーマット(採用イベント、Alumniイベント含む)に最適化されたオンラインイベントが実施できる?

イベント主催者にとってはRun The Worldが最強のように見えるので使ったことある方いたら感想教えてください!!!

3. 見込み顧客獲得に強いサービス(SalesTech)

MaestroConference

SalesforceやMailchimpなどのSaaS連携が強い。ブレイクアウトなど、Zoomでカバーしている機能は一通り持っているZoomオルタナティブ。

BigMaker

連続物のウェビナーが簡単に管理できる。また、ウェビナーと同時に投票・チャットのみならずオファー(配布物の提供など)もできる。Web埋め込みもできて、インストールいらずなので結構良いのでは?詳しくは見えないがアナリティクスが強みとか。

EventHub

日本のサービス。SansanやSalesforce Venturesより資金調達をされている。イベントからの見込み顧客獲得(=>Salesforce連携)や、オンラインイベントでの登壇者・聴講者での名刺交換などに対応している。日本で唯一ネットワーキングに繋がるオンラインイベントシステムか・・?

4. まとめ

まず日本のサービスが少なすぎる・・・。アクセラレーターはDemoDayなどイベントが多いこともあり、最適なツールを常に探してはいるのですが、日本語対応済みとなるとハードルが上がる。この領域はこれから続々とプレイヤー出てきてほしい!!

そしてまだまだオフラインの代替手段としてのオンラインというサービス設計が多い。リモートファーストと呼べるのはRun The Worldくらいか?(まだ使ったことないですが、スピーカーが自宅からイベントに参加する際の導線設計や動画での自己紹介など素晴らしい)

次は来週あたりには更新したいと思います。

有難うございました🙏






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