見出し画像

【ドバイに行ってきたバイ その9】

【イメチェン!】
この日は延期となっていた、デザートサファリ・砂漠ツアーの日だ。
なんか、砂嵐が発生しているらしく、Rさん達のいるFさん宅のアパートメントからの景色がくすんでいるとか。
不安に思いつつも、ツアーは予定通りやるとのことなので、とりあえずRさん達と合流しに向かう。
あっ、もちろん朝のルーティンになってる、フレッシュジュースとラップのセット、そして食後のコーヒーはしっかりと頂いてから。
夜はビュッフェなので、昼は控えめにしておこう。

A.R.E.に反応してしまうのは阪神ファンの性か?

しかし三連泊することになっている今の宿、立地はインド人街で物価も安いし、外観のボロさからは想像できないほどに、中はリフォームされていて綺麗。


しかし、どうしても辛い点が。
冷房がこれでもかというほど効きすぎているのた。
最初に案内される時に、冷蔵庫はないよ!と言われて、ウソ!飲み物とかどうすんねん!と思ったけど、その心配がないほどの冷えっぷり。
気持ち、その冷房のせいか体調もあまり好調ではない。

まだ時間はあるので、ふと気になった、この近辺にちょいちょいある、5dhカットのお店に入ってみることに。異国の地でカットされるのはこれで3か国目。どんな髪型になるのだろうか?
お店に入って、お前に任せる!と颯爽と座り、あとは身を委ねるのみ。
カットさえしてくれれば満足だったんだが、なんかシェービングされたり、いろんなクリームを塗ったり、なんなら泥パック的なのをされたり、洗髪まで。あれ?任せるって言ったけど、フルでオプションを付けてるんじゃね??
と思いつつも、まあいいか…と任せる。元値が5dhだし、めちゃくちゃ高くはないだろうと。
それにしても、薄目で様子を見たときに、インド人のあの濃い顔でマジメにカットしている様子を見てしまうと、笑ってしまいそうで困るわ~~。

そしてお会計…80dhなりけり。いや~オプションこれだけついたら仕方がないか…?
(ホンマか)
まあ日本円にしたら4000円弱。美容室でこんだけやったらもっと取られるだろうし、まあいいかとお支払いすることに。(最初に予算は伝えておくべきだったかも)

最初、最速で1時45分頃だよ!と言われていた迎えの時間は、結局3時に来ることになったので、ちょいとFさんのお宅にお邪魔して、ノンビリさせてもらう。


目も眩むほどの高層階。リッチ気分だわ~
展望台などに行かなくても充分といえる景色が広がる。
因みにプールも最上階にあり、Rさん達も使わせてもらっているのだとか。

【初めての砂漠へ】
ようやくお時間。これまで様々な場所でピックアップしてきたらしく、僕らは一番最後の乗車だった模様。
砂漠特別仕様に、室内に手すりがつけられているのが目を引く。
クルマに元々付いている手摺は、壊れるかもしれないから砂漠では使わないようにと注意が入る。

陽気なドライバーと砂漠へレッツゴー。
途中、事故渋滞もあったりしたが、砂漠の入り口の街へ到着。
ここでタイヤの空気を抜いて、砂漠に侵入するのだ。
いざ砂漠に侵入、ドライバーはノリに乗って砂地を右に左にとハンドルを切る。
マリオカートのコースでこんなところ、なかったか?と思いつつ、独特の乗り心地にビックリする。これは、まさしく異世界体験だ。
そんな砂漠ライドを暫く楽しみ、いよいよキャンプ基地に到着。
ツアー会社によって、点々とキャンプ地があり、そこをベースとしてさまざまなアクティビティーが提供されるのだ。

僕らが選択したツアーは、ラクダ乗り体験・サンドバギー・サンセットツアー・ディナービュッフェ&ショー・女性のみヘナ体験
といった内容。
簡単にツアー内容のイントロデュースを受けた後、いよいよ各体験に出発だ。

砂丘に登ったところで、ワシと一緒に記念撮影オジサンが。お~、なんか砂漠っぽい!と喜んで撮影しつつも、あれ?こんなプログラムあったか?と思ったら、しっかりと追加料金(?)を徴収される。

まずはラクダ乗り。あのラクダのコブのどこに乗るんだろう?と思ったが、ちゃんとコブの後ろ側に座席を設置してくれていて、まあ簡単にまたがることは出来る。
調教師の合図で立ち上がる。力強い後ろ足で思いっきり立ち上がるので、構えていないと危なそう。まあ事前に見ていてなんとなく、勢い強そうだな…と予想できたので、振り落とされずにすんだ。
ガクガクして馬よりも乗り心地はよくないかな?多分、一番乗り心地がいい部分はコブの頂点辺りなのだろうか。
しかし視線の高さは爽快。後ろからもう一頭のラクダが足にすり寄ってくるのがカワイイ。こいつら、もしかしたら仲良しなのかな?
そんな感じで一周のラクダ乗りを終えた。(ちなみに座るときもガクッと座る)

そして次のアクティビティは、サンドバギー。
四輪バギーで砂漠へと出発だ。こんなバギー初めて乗るところに、RさんとKちゃんの3人乗り。強烈なエンジン音で、まずは広場をグルグル回る。10分だけだし、ここで乗って終わりなのかな?と思いきや、車に先導されて砂漠の中へと突っ込んでいく。
こりゃ面白いぞ!そんなにスピードは出ていないだろうが、それでもスピード感は充分。前のバギーと追いかけっこしたり、少しスピード落としたり、ちょいとコースアウトしたりと程々に遊びながらついていく。最後は下り坂をトップスピードで駆け下りてゴールだ。

これが終わったところで、ちょうど車に呼ばれる。サンセットツアーの始まりだ。
数台の車が連なり、砂漠の中を駆け抜けていく。砂丘から前の車が落ちていくのに続いて、この車も転落!したり、勢いよくまた駆け上ったり。実はさっき、キャンプに着く前は怖くて泣いていたKちゃんも、楽しむ余裕ができたのが喜んでいる。

サンセットポイントに到着。とはいえ、残念ながら天候は微妙なところで、夕陽は望めそうにない。しかし、ガイドさんに写真を撮ってもらったり、砂漠ならではの写真を撮りあったり。ちなみにもうここでは靴を脱ぎ棄てて裸足で満喫した。サラサラの砂の感触もとても気持ちいいものだ。
暗くなってきて出発。スリリングな帰り道を楽しみ、キャンプ地へ。いよいよディナーショーの始まりだ。

ソフトドリンク飲み放題とあったが、最初にアラビックコーヒーやチャイなどがあったものの、すぐに無くなり、あとは炭酸飲料ぐらいか。最初になるべく早くとりに行くのがコツみたいだ。僕はちゃっかり、チャイとコーヒーを頂けた。

クルクル回る男性や、妖艶なベリーダンスショーなどを楽しみながらディナービュッフェ。
因みに、事前のやり取りでしきりに勧められたVIP席は、一段高いテーブル席で眺めながら、焼き立ての肉を食べることが出来たり、スタッフがドリンクやフードを持ってきてくれたりするサービス。まあ、別に食べる内容はそんなに変わらないだろうし、席を立ってビュッフェに取りに行くのも苦ではない。座敷席のようなものだが、ごろりと横になって空を眺めることが出来る(曇っていて星は見えない)のも良いし、別にVIPにしなくても十分楽しめる。

料理はフムスやビリヤニ、中東っぽいサラダや焼きそばっぽい麺など、そして焼き立ての肉!!味付けは大きな特徴は抑えられているように感じるのは、やはり多国籍に対応するためだろう。

あっという間に時は過ぎ、〆はファイヤーダンスショー。火を振り回したり、投げたり叩きつけたり。最後にはなんか飲んで、火を噴くパフォーマンスまで!
こんなショーが砂漠のど真ん中で見れるというシチュエーションが凄いわ!

終わったところで、ちょうど近くのテーブルにいたバリバリ関西弁の日本人女性グループにも話しかけてみる。どうやら現地在住らしく、一番在住歴が長い方も、砂漠ツアーは何度も参加しており、そのツアーの良さにはバラツキがあるとか。ここはクオリティーとしては2番目だが、なにより安く、コスパを考えたらベストに近いらしい。

明日は夜の飛行機で出発なので、実質的にドバイ最終日。締めくくりに相応しい体験をすることが出来た。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?