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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅 その19】

※アップ忘れで順番が入れ替わってます💦
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https://note.com/takerukatou/n/nb9aa81bfb6cb

北海道最終日、この日は夜発のフェリーで苫小牧から出発の予定だ。
小樽でおススメしてもらった、豊平峡温泉を目指す。少し値段は張るものの、源泉かけ流しでお昼ご飯にはインドカレーがおススメとのこと。
途中で通過することになる定山渓よりも、泉質としてはおススメなのだとか。


山中の秘湯感ある雰囲気、やはり人気なのか、まだ10時過ぎというのにそれなりにクルマが止まっている。
受付を済ませ、長い廊下を歩いて登っていくと大浴場。
シンプルに、内湯の大浴場と露天風呂があるのみ。しかし、どちらもかなりデカいサイズ。
湯口に近いところは少々熱めだが、離れるに従い、程よい温度に下がっていく。
天然岩も利用しているので、各自お気に入りの体制を取れるところでノンビリしている感じ。
僕もそれに倣い、開放的な露天風呂を堪能。
飲泉も出来るので、勿論試してみた。

程よいところで一旦上がり、カレーのランチを頂く。本格的な石窯を使ってナンを焼いているようで香ばしい香りとスパイスの香りが食欲をそそる。
評判だけあって、やはり美味い!
少しノンビリしてからの食後の温泉も楽しみ、満足満足だ。


苫小牧へは市街地を走るのも嫌なので、少し遠回りをしていく。中山峠~支笏湖のルートだ。
中山峠からの羊蹄山の景色もちょっと期待していたのだが、吹雪いており全く景色は望めず。しかし、名物のあげじゃがはしっかりと頂く。前半、屈斜路湖でもあげじゃがを食べたのだが、その時のお味はちょいと微妙で、ここでリベンジをすることが出来た。



途中、走らせている途中で一瞬天気が晴れ、羊蹄山も少しだけ見ることが出来た。
北海道の山の中でもカッコいい山の1つだと思う。

途中からは初日のルスツへの往復ルートと被る。もう3週間も前のこととなると、少し懐かしいルートでもある。
支笏湖畔で少し一休み。
チーズ入りのいももちを食べつつ、湖畔の眺めをしばし楽しむ。少し前までは氷の祭典をやっていたらしく、まだ会場には氷の彫刻?などが壊されずに残っているところを見ることができた。


そして苫小牧へ。レンタカーを無事返し、3週間の相棒?ともここでお別れ。
走行距離はおよそ3100キロ。あまり走らない日もあったので、1日あたり200キロ以上は走っただろう。よく走ったものだ。

お土産を買いすぎて重くなったリュックを背負い、港へのバスに乗車。
乗船手続きを済ませ、暫く待つと船内へ案内。低気圧の接近により、船の動揺、遅延が発生するかもしれない旨、同意書を書かされるのは初めての経験だ。
これから国内航路では最長の2泊3日の船旅が始まる。

これまでにも数回、お世話になっているこの太平洋フェリー、一番ノンビリできることもあり、お気に入りの航路だ。
以前はピアノや歌謡の演奏もあったりしたハズだが、もしかしたらコロナで変わったのか、ラウンジでのエンターテイメントは映画だけに。まあちょっと古いものなのは、船内だし仕方がないか。
セコマで大量に買い込んだ食料を、ロビーで頂く。船内バイキングもあるのだが、北海道で食べ過ぎているし、これぐらいが丁度いい。

明けて翌日も一日船の上。
仙台に寄港するので、そこでは一旦下船して気分転換。一時下船の人は、マックスバリュかアウトレットモールを目指すみたいだが、僕は適当に周辺をブラブラ。公園ぐらいしかないので、雪も降ってきたことだし早めにターミナルに戻る。

出航後は低気圧の影響でそれなりに揺れる。が、予告されていたほどひどい揺れでもないような。船旅にこれぐらいの揺れはまあ付き物ではないかと思うが、ちょっと大げさになているのだろうか?
ここで昨日名古屋港を出港した相棒の船とすれ違い。若い船長の方が先に汽笛を鳴らすと聞いたが、こちらの船が先にボー―っと太い汽笛を鳴らす。
船長の館内放送の感じではかなり若そうな声だったことを思い出す。


海上でなにもない時間というのもいいものだ。
時折気が向いたら、この旅行記を書いたり、ぼんやり海を眺めてみたり。

今回の旅は、今までとは一風違った旅で、自分の旅がメインというよりは、ステファン&クラウディンの旅のお手伝い。というのがメインミッション。
旅のコーディネーターと言うと少し硬くて嫌だな…と思っていたが
「旅のお手伝い」という意味合いのいい言葉をなにか、当てはめることが出来れば、もしかしたら今後に活かすことが出来るな~とぼんやり考える。

今回、お手伝いをしながらも、普段の自分ではなかなか出来ないような経験を僕も楽しむことが出来た。人の旅に関わることで、自分の旅の幅も拡がっているな…という面が面白い。
今回は自分にとってのトライアル的な意味合いが大きかったが、今後もぜひ、こんな旅もしてみたい!と思った。

翌朝になると、船もかなり穏やかに進むように。
遅れることもなく定刻通り、名古屋港に入港。久しぶりのホニャラまでは、もう少しだ。

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