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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅!その5】

【ジュエリーアイス撮影】
気合の4時半起床。余裕を持って4時50分の出発!と伝えてあるが、果たしてどうか。
なんせ、ここからジュエリーアイスの豊頃町までは1時間ほど。日の出は6時20分ごろなので、多少遅れて5時に出たとしても大丈夫!という計算だったのだが…

なかなか時間になっても降りてこない。寝坊しているわけでなく、致命的に準備に時間が掛かっているのだ。
なんだかんだで出発は5時15分ごろ…なんとか日の出を見たい!と、凍結に気を付けながらも全力で飛ばして海岸へと向かう。
だいぶ明るくなってくるものの、なんとか日の出時間の少し前に到着!!よし、ここから歩けばなんとか海岸で日の出を見ることが………
できなかった。


というのも降りるのにもなぜか時間が非常に掛かり(ステファン)あ…と気づいた時にはもう太陽が上がってきていたのだ。
しかし、極寒。海から吹き渡ってくる風は非常に冷たく、身体から体温がどんどん奪われていくのを感じる。これが北海道の寒さか…
海岸に着くと、沢山の氷塊が打ち上げられており、それを撮る観光客も非常に多い。なんと、観光バスで乗り付けているグループまで。
ジュエリーアイスは、十勝川で氷結した氷が太平洋に一旦流れ込み、それが河口付近の浜に打ち上げられることで知られる。


綺麗な写真を撮るためには、実は少し一工夫が必要だ。打ち上げられてから時間がたっている氷が多く、結構砂で汚れてしまっているので、それを水で洗い流さないといけない。なので持ち物として、水は必須だ。
まあ時々他の人が洗い流したものが置いてあるので、それを拝借して良い写真を撮ることも勿論出来る。
キンキンに体が冷え込み、車で一路宿へ。
途中のセコマで朝ご飯を買い込んで、一旦宿に戻った。

丁度宿の目の前、小鳥が集まってきている。キツツキ、その他の野鳥、時々リスもやってくるのだとか。先ほどエサをあげたばかりで、ちょっと落ち着いているときらしい。



ステファンは朝ご飯に目もくれず、ファインダーを覗いて撮影に夢中。
なのでクラウディンと一緒に朝ご飯をいただいた。
どうやらクラウディンはそこまで写真に興味があるという訳ではなく、日本を楽しみにやってきたのだそう。
実はコロナ前に日本に行く計画をしていたが、ちょうど感染拡大の時期と被ってしまったため、予定がキャンセルになってしまったのだそうだ。
いきなり初の日本で、冬の道東に…というのはとてもコア。
どうも甘いものも好きだったりしそうなので、スイーツを一緒に楽しんだりもできそうだ。

なんだかんだで11時ごろまで撮影を楽しむ。ステファンは頑張ってシマリスを撮影したようだ。
え?シマリス?エゾリスでなく??
聞くと、本来ならこの時期、シマリスは冬眠しているのだが、この数日の暖かさで冬眠から覚めてしまったのだそう。
朝は冷えていたけれど、いつのまにか外に出ると上着が要らないぐらいの暖かさ。
冬の北海道とは思えない。


帯広市民のソウルフードだという、インディアンカレーをお昼ご飯にチョイス。
お値段もリーズナブルだが、スパイスがしっかり効いた美味しいカレー。話に聞くと、自宅から鍋を持って行って、ルーだけもらうパターンもあるそうだが、この時は見かけなかった。

【空振りもあり】

そして昼からもウォッチング。まずは池田町の公園から。
ここもフクロウポイントとして教えてもらったところで、車で公園に入ると、ロープで仕切られたエリアが。
どうやら今年も来ているらしい。
野鳥保護会?が観察し、フクロウが来ている場合には、カメラマンが近づいて脅かさないよう、ロープを張って保護しているのだ。
この後回った幾つかのポイントも、同じようにロープが張ってあった。

しかし、どこにいるのかがわからない。
踏み跡が特に多いエリアから見渡してみるが、一体どこにいるのか?
地元の人に聞いてみると、ここでも昨日は見たよ!との声。
なかなかタイミングがうまく合わないもの…暫く粘り、そろそろ宿へ向かうか?

ここから宿までは、一計を案じ途中のルートを変更した。
国道を走っていては、後ろの車も気になるので山になるべく近い、農道をゆっくり撮影しながら向かうことにした。
早速キタキツネが姿を現す。ただ、直ぐに逃げて行ってしまうすばしっこいヤツ。



しかしその後にもシカの群れを見たり、再びキツネ。
そんな感じでちょこちょこ止まりつつ、本日の宿・ぎまんちに到着した。



お部屋はなんと、なかなかの豪華仕様。猟師さんらしく、シカのはく製が飾ってあったりする。

ここは、野生動物の撮影スポットついて北海道(といっても道東ではない)在住のお友達に相談したところ、なにか知っているのでは?と紹介してもらえたところ。
オーナーの儀間さん(だからぎまんち)は、なんと現役の猟師さんだ。
近くで見たよ!(といっても結構遠い汗)というツルの飛来地を教えて貰ったり、噂レベルのフクロウの情報を聞いたり。明日はどうするか?作戦を練る。

ゴハンは町中で外食することに。数件教えて貰ったお店は、目の前でクローズしたりと2軒連続で空振りしたが、ようやく3軒目でありつくことが出来る。
冬の閑散期の早じまい、臨時休業はあるあるなのだそう。
因みに、宿近くの温泉を…と思っていたが、残念ながら本日は休業日。
なんかこの旅、まともに温泉に入ることが出来ないのはなぜだ??


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