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地獄の塩谷100キロウォークへのチャレンジ!(2回目)その12

【鋸南ラストナイト】

今日も夕日は残念ながら見ることは出来ず。昨日の例もあるので水きりでもしながら少し粘ったが、結局夕陽の絶景を見ることは出来なかった。また来いということか。因みにもう間もなく、富士山に夕陽が沈む、年に二回のダイヤモンド富士が見ることができるらしい。

アーミーと共に、昨日とはまた違う温泉へ。大福温泉ちちんぷいぷいの湯という変な名前の温泉だが、昭和レトロな館内と、岩風呂が中々風情ある。鋸南エアルポルトからは少し離れているが、こちらの方が雰囲気・泉質はよい。

エアルポルトに帰ったら、今日も残りのニラ料理や、地物の魚の干物などを味わう。
地元の地域おこし協力隊の方も遊びに来てくれて、遅くまで盛り上がった。

【鋸南朝さんぽ】
少し早く目が覚めたので、ちょっと近くを散歩することに。恭さんは早起きして鋸山に登っているようだ。
歩いてみると、100kmウォークのダメージもだいぶ回復してきている。
昔からのお家は、なかなか植木が高いのに気づく。


Googleマップでちょっと気になった、汐止橋へ。明治時代建築らしく、重厚なレンガのアーチが、住宅街の小川に。
沢蟹もいて、水質はそれなりに綺麗なのだろう。



また駅長ネコはいないか?と保田駅をチラ見しに行くが、残念ながら今日はお休みなのか?居なかった。その瞬間、電話が。恭さんからだ。
保田駅に居るだろ!と当てられ、振り向くとパクチー銀行から笑っている。
鋸山から丁度帰ってきて、片づけをしていたのだそうだ。
パクティーを頂きながら、少しノンビリ。早起きは三文の得か?

一旦エアルポルトに戻ってアーミーも合流。今度は道の駅保田小学校へとお散歩だ。
国道を避けて小道を通り、学校の裏手から侵入。まるで裏口入学だ。
するとそれを見とがめる?かのように、校長ネコが我々を見つけ、こっちにこいとばかり先導してくれる。



名前の通り、元々小学校だった建物を活かして作られた道の駅だが、ここは毎朝8時45分から、ラジオ体操をやっている。
地元のおじいちゃんおばあちゃん達も自然と集まっているようで、単なる観光客が集まる場ではなく、地域のコミュニティーの場としても活用されている事例だ。
本物のラジオ体操の如く、スタンプカードも用意されており、貯まると道の駅の買い物に使える金券になるらしい。

さらに校旗の掲揚まで行われる力の入れっぷり。懐かしいチャイムと共に、道の駅、本日の営業が開始される。
我々もちょっと変わったお土産を買いに、物産店に入る。
野菜コーナーを見ると、なかなか普段見ることのない野菜が並んでいる。
ちょうど並べている生産者らしきオバちゃんに食べ方を聞いたりしながら、ホニャラで使う食材も兼ねていろいろと購入。
恭さんの知人が今日から出し始めたというおにぎりも、間食のために購入。その後も、テラス席で井戸端会議?しているオジちゃん達にラスクを勧められたり。地元の人が出入りする場ができるのは、地域にとっても良いことだ。

帰り道はまた違う道から。保田川沿いを歩き、恭さんが地元の仲間とスタートするという共同田んぼを見学させてもらったり、港のオンボロな橋を渡ったり。
昼食までの間、再びパクチー銀行へ。
ドローンを銀行内で飛ばしたり、ふたたびコワーキングしたり。

【帰路へ】
鋸南最後の食事は、噂には聞いていたがなかなか行く機会がなく逃していた、面白いお寿司屋さんへ。
恭さんもおススメのらかん寿司松月、保田駅前の老舗のお寿司屋さんだ。
カウンターに座り、ランチ握りを頂く。なぜか富山の酒が置いてあり、出身のアーミーの目が輝く。

北陸の魚との味の違いの理由を大将が説明してくれるのを聞きながら、旬の魚を味わう。どれも地物で天然の魚に拘っているとか。旅の最後を飾るにふさわしい食事だ。
奥さんとも、ちょっとスピ系の話とか、一風変わった話でどんどん盛り上がった。

フェリーの時間も近づいてきたので、ボチボチと出発。
近くの干物屋さんで、お土産に魚を買って帰ることにしようか。
久里浜まではフェリーで40分ほどと、楽々渡ることができる。
恭さんも、ここは通勤路で、東京と鋸南の二拠点生活には便利な交通機関だ。
展望デッキでテーブルを囲み、アーミーと恭さんはビールで乾杯!解放感と海風が良いおつまみなのだろう。
酒を飲まない僕と瑛美ちゃんは、お茶で御一緒する。

一瞬で快適な船旅は終わり、神奈川県側の久里浜港へ。
京急の駅で、恭さんとはお別れ。3日間ありがとうございました!また遊びに来ますね~~!

途中、少々渋滞に巻き込まれたりしつつも、帰りは一気に新東名高速で岐阜へと帰る。
高速を降りたところで、呼び出した小伊豆さんと夜ご飯を食べ、22時ごろ、ホニャラノイエに到着した。


10日間、ホニャラノイエを守ってくれていたのはウメとリュウ。
親父がその間、ご飯をあげたりしていてくれたが、夜は2ネコだけ。
寂しかったかな?
部屋から解放すると、ゴロゴロ鳴らしながらやってくるも、触ろうとするとスッと身をかわす…まるでお前ら、どこへ言っていたんだ!と抗議するかのよう。
しかし、鋸南で買った、さかなの無添加ペットフードを差し上げたら、一心不乱に食いつく。美味しそうに一瞬で平らげてしまった。


結局少しまったりしていたら、早く寝ようよ!というかのように催促してきて、布団に入ったら、寧ろいつもより甘えてくる。やはり寂しかったんだな…お留守番ありがとうね!と、ナデナデ。最初に僕の両脇に埋まり、次にえみポンの両脇に埋まってくれて、無事に仲直り出来た。
今回はお留守番だったけれど、少しずつ慣れてもらって、一緒に旅が出来るようになるといいな!

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