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【ビジネスモデル】キャッシュマシンDay154

♦朝の挨拶

おはようございます!
朝起きて太陽の日差しを浴びながら伸びをするだけで生きてるな~と感じることがありますね!
今日という日は二度と帰ってこないですから自分ができる力を全力で出しきって生活していきましょう!!
今までの人生は自分が生きてきた証です。そして、これから自分が作っていく人生も同じです!


何をすれば自分の心が満足いくのか?

多くの人がこの疑問と戦いながら生活していると思います。
でもこれが人が生きる魅力だと思います。いろんなことを経験し学び成長していく!!
僕もどんどん成長できることに喜びを感じて頑張っていきたいと思います。
それでは本日のお題に入っていきたいと思います。


♦【ビジネスモデル】キャッシュマシン

キャッシュマシンという言葉だけを聞くとなんだかお金を生み出しくれる機械なんではないかと思うかもしれないのですが、そんなことはありません。

キャッシュマシンとは、キャッシュ変換サイクルを逆転して事業を運営するモデルであります。企業における現金の支出と回収の時間差であり、具体的には原材料、仕掛品、完成品の平均在庫期間と顧客やサプライヤーの支払い条件で定義されています。

キャッシュ変換サイクル=
在庫回転日数+売掛債権回転日数ー仕入れ債務回転日数

消費者からするとどっちでもいいように見えるこの仕組みですが、事業にとっては非常に大きなものとなります。

なぜならキャッシュマシンのビジネスモデルを採用することで、資産の流動性が高くなるのと、新規事業の資本に使えるためです!

【注意点】

実際にこのビジネスモデルを行うにあたって注意するべきポイントが二つほどあります。

消費者➡キャッシュマシンを活用する企業➡サプライヤー
1、サプライヤ―から有利な支払条件を獲得すること
2、消費者から速やかに支払いを受けること

現在はインターネットが整っていますので企業側からしたら簡単に自宅からでも支払ってもらうことが可能となります。

ただ消費者側の視点から見れば、商品が届かないのに支払うことには注が必要です。近年では詐欺被害というものは多発してきていますから事前に下調べをする必要があるということです。きっとこの記事を読んでくださっている人の中には消費者側の方も多くいると思います。

なので念のために書いておきました!


結論、両者にとっていいビジネスを展開していくにはやはり信頼関係という部分が一番大切になってくるのではないでしょうか?

♦ビジネスモデルの原点

キャッシュマシンモデルはかなり以前から存在しているモデルになります。

実際に初めてこの仕組みを使用したのは銀行の小切手の仕組みです。実際の支出の前に収入を得られるので小切手によって銀行は逆回転のキャッシュ変換サイクルを実現できているのです。

14世紀欧州では、非常に景気が良くて商品の間で現金以外の支払い方法が必要とされていたことから、小切手が人気となりました。1891年にアメリカ・エキスプレス社(アメックス)はトラベラーズチェックを発明し、これがキャッシュマシンモデルに基づくビジネスイノベーションとなりました。

♦【アメリカ・エキスプレス社】(アメックス)

当時海外旅行をしていた人たちは、現金を手に入れるのに非常に苦労しました。そこでトラベラーズチェックという海外旅行者向けの小切手を作りました。


またトラベラーズチェックが発明されたのと同じ年にドイツのライプチヒで初めてトラベラーズチェックを現金化しました。


♦ビジネスモデル活用例

実際にキャッシュマシンを使ったビジネスモデルの活用例を2つお伝えしていきたいと思います。

【デル社】


デル社は1980年第最初に受注生産戦略を採用しました。その結果、同社は非常に高効率的なキャッシュ変換サイクルの逆転を実現しました。

当時のデル社の創業資金は1000米ドルしかなかったので大規模の投資や多額の在庫を抱えていたとしたらすぐに破産していたと思います。

しかし、破産せずに成長できたわけはまさにキャッシュマシンのビジネスモデルを展開して言ったからだったのです。

デル社は消費者から受注してまず初めに入金をしてもらいます。

そして生産、組み立てを行います

顧客から支払いを受けた後、製造元へ支払うといった形をとっていました。

最初にも伝えた通りこれにより

・在庫を抱えなくて済む
・資金調達ができる

そのため資金が少ないデル社でも成功を収めたというわけなんです。

このモデルを取らなければ倒産していたのかもしれません。


【アマゾン社】

実は、あの有名なアマゾンもキャッシュマシンを賢く利用しているのです。

アマゾン社は、在庫の回転を非常に速くすることでキャッシュ変換サイクルの逆転を実現している。

さらに、購買力を背景にサプライヤー側に対して有利な支払い条件の交渉を行っている。アマゾン社はこれら2つを組み合わせて、消費者から商品購入の支払いを受けてからサップライヤーに支払いをしているわけなんです。

消費者➡アマゾン➡サプライヤー

♦まとめ

自社へのサービスに対して消費者から可能な限り早く支払いを受けて、サプライヤーへの支払いを可能な限り遅くすることで資本をためることができるというわけです。

この資本で新事業を開拓して成功することができれば会社としては資本がなくてもものすごい成長ができるというわけなんです!

理解していただけましたでしょうか??
ビジネスモデルは本当に奥が深いくて私たちの生活と大きく関わっています。
知っているか知らないかであなたの生活は大きく変わっていきます。
言ってみれば税金と同じです。
税金を節税の仕方を知っているのか知らないのかは、これからの人生がいまっていきます。
そうならないように是非今からコツコツと勉強していきましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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